アラフィフの筆者が免許証を取得した昭和の終わりから平成の初期は1.5~1.6Lエンジンを搭載したスポーツモデルが多く存在し、当時の多くの若者がファーストカーとして中古車を購入していた。
トヨタAE86型カローラレビン/スプリンタートレノをはじめ、トヨタカローラFX、日産パルサー/サニー、ホンダシビック/CR-X、マツダファミリア、三菱ミラージュと選び放題だった。
しかし時は流れて現在ではこういったモデルの多くは姿を消していて、国産中古スポーツカー相場は高騰している。そんな寂しい時代の若者たちにとって救世主的な存在がスズキスイフトスポーツだ。
安くて、速くて、そしてイジれるという、まさに三拍子揃ったスポーツモデルで、若者から元若者まで幅広い層に人気を誇っている。その証として、どの世代のスイフトスポーツの中古車もAT(CVT)よりMT車のほうが流通台数は多いのだ。
そこで、今回はホットハッチとして高い人気を誇っているスイフトスポーツの先代型、現行型の流通台数や相場などを検証し、どちらが買いなのか? を検証する。
文/萩原文博
写真/SUZIKI、ベストカー編集部
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