■MINI初の4WDを採用したクロスオーバー
先代MINIクロスオーバー(2011年~2017年)の中古車情報はこちら!
当時3ドア車しかなかったMINIに、利便性の高い初の4枚ドアを採用したモデルとして2011年に登場したのがクロスオーバーだ。MINIブランドのなかでは最も大きなボディを持つクロスオーバーは、これまでMINIのデザインは好きだけど、家族構成の都合で諦めていたユーザーの希望を叶えたモデルだ。
室内空間をさまざまな用途に活用できる自由度に優れ、シート・ポジションがハッチナックMINIよりも高い位置に設定されているため、視認性が向上。
ボディの見切りが良くなる為、走行上の安心感も向上している。
またMINIとして初めて4WDモデルを設定し、降雪地のユーザーにも歓迎された。旧型クロスオーバーのグレード構成は1.6L直4自然吸気エンジンを搭載したONEとクーパー。そして、1.6L直4ターボエンジンを搭載したクーパーSと4WDモデルのクーパーS ALL4で展開された。
その後、2014年のマイナーチェンジでクーパーSが廃止され、2L直4ディーゼルターボエンジンを搭載したクーパーD、クーパーSDが追加された。
現在、100万円以下の旧型クロスオーバーの中古車は約135台流通していて、クーパー系が半数以上の約70台を占めており、次いでワンの約28台とクーパーSが約26台で続く。ディーゼルエンジン搭載車はわずか5台ながら、100万円以下で手が届くようになってきた。流通台数の豊富なクーパーならば、ボディカラーも豊富で、走行距離も少なめのクルマも多い。オシャレなファミリーカーとしてオススメだ。
■MINI唯一のコンバーチブル
先代MINIコンバーチブル(2009年~2016年)の中古車情報はこちら!
続いては、オープンエアを手軽に楽しめるオープンカーのコンバーチブルだ。
コンバーチブルの中古車を100万円以下で検索すると、2009年に登場した旧型が約13台。2004年に登場した初代が約58台となっている。
本来は、流通台数が多い初代を狙いたいところだが、年式を考えると正直手を出しづらい。そこで、コンバーチブルも旧型モデルを狙いたい。
100万円以下の中古車は約13台とかなり少なめで、グレードは1.6L自然吸気エンジンを搭載したクーパーが10台、そして1.6Lターボエンジンを搭載したクーパーSが13台となっている。クーパーとクーパーSの価格差が縮まっているので、自分の好みのボディカラーや装備面を重視するのが良いだろう。
■1代限りのレアモデルをご紹介!
ここからは、わずかひと世代で無くなってしまったレアモデルを紹介する。まずは、100万円以下の中古車が約9台流通しているペースマンだ。ペースマンは、プレミアムコンパクトセグメント初のスポーツアクティビティクーペとして、2013年に登場。
一見するとクロスオーバーのように見えるが、ペースマンはルーフ・ラインには美しいクーペ・ラインを取り入れ、室内空間においては大人4 名がゆったりとくつろげる空間を確保した2ドアクーペだ。
搭載するエンジンはクロスオーバーと同じで、ガソリンエンジンに加えて、ディーゼルも用意していた。オシャレなクルマではあるが、その複雑すぎるコンセプト。そして利便性の高いクロスオーバーに押されて、わずか3年で姿を消した。ペースマンの中古車は約51台流通していて、そのうち約9台が100万円以下となっている。グレードはクーパーとクーパーSが中心で、わずかに1台だけだが4WD車も流通していた。
そして、最後に紹介するのがMINIの量産モデルとして初の2シータークーペとして2011年に登場したMINIクーペ。
ブランド初の3BOXボディ構造を採用し、エンジンルーム、キャビン、ラゲッジと3つの部分に分けられている。これによりリアスタイルは、クラシカルなグランツーリスモを彷彿させるスポーティでエレガントなクーペデザインとなっている。
さらにリアには、時速80km/hを超えるとトランクリッドに組み込まれているスポイラーが上昇し、空力性能を最適化する「アクティブ・リア・スポイラー」を採用した意欲作だ。
中古車のグレード構成は走りを意識したモデルらしく、1.6Lターボエンジンを搭載したクーパーSが3台。そしてエントリーモデルのクーパーが1台となっている。
コメント
コメントの使い方