ライズ&ロッキーHV追加で一気に中古車市場に大変動!! いきなり狙い目に!!

これまで値上がり傾向が続いていたが、ハイブリッド車追加で値動きが一変

ライズハイブリッドZのフロントスタイル
ライズハイブリッドZのフロントスタイル

 現在ライズの中古車は約1900台流通し、平均価格は約205.8万円。一部改良を行う前の2020年10月時点での平均価格は約201万円。その後12月のピーク時には約208万円まで上昇していたものの、中古車の流通台数の増加に伴って値落ち傾向へと動きが変わった。中古車の流通台数も3カ月前の2020年10月の時点では約800台だったが、現在は倍以上へと増加している。

 現在のライズの中古車の価格帯は約140万~約298万円と幅広い。グレード構成は約1400台と圧倒的なのが1Lターボエンジンを搭載した2WD車。1Lターボの4WD車はわずか約210台しかない。一部改良後のハイブリッド車が約90台。1.2Lエンジンの2WD車が約56台だ。

 最も多い最上級グレードの1.0Zの2WD車は約1000台あり、価格帯は約164万~約280万円。今回の一部改良で絶版となった1Lターボの2WD車は税制面でも有利。さらに新車の納車が遅延するとなると、今後値上がりする可能性は高い。

 一方、ロッキーの中古車の流通台数は約735台とライズの半数以下となっている。トヨタとダイハツの営業拠点の数を考えれば大健闘と言える数字だ。

 ロッキーの中古車の平均価格は約195.6万円とライズより低くなっている。一部改良する前の2021年10月の時点の平均価格は約191万円で、11月末のピーク時には約196.5万円まで上昇。ライズ同様値落ち傾向となったが、ロッキーのほうが値落ち幅は緩やかだ。

 流通台数は3カ月前の2021年10月の時点では約400台で、値落ちに転じた11月末から流通台数が右肩上がりに上昇し、現在の約735台まで増加している。

 中古車の価格帯は約145.4万~約314万円とライズよりロッキーのほうが最安値、最高値ともに高い。ロッキーの中古車のグレード構成を見てみると、約600台と最も多いのが1Lターボの2WD車。

 そのなかで1.0G 2WDが約290台、最上級グレードの1.0プレミアム2WDが約280台と拮抗している。そして、1Lターボの4WD車が約100台で続く。ハイブリッド車や1.2L車はライズと比べると少なめだ。

 最も多い1.0G 2WDの価格帯は約156万~約263万円。僅差で続く1.0プレミアム 2WDは約150万~約314万円と新車時の価格差が無くなりクロスオーバーしている状況だ。

 取り回しやすい5ナンバーサイズで税制面でも有利ながら、走りに不満のない1Lターボ車。中古車相場が下がったことにより、これからロッキー/ライズの中古車はさらなる注目の的になるのは間違いない。

【画像ギャラリー】ハイブリッド車を追加したライズ、ロッキーの詳細を画像で紹介(19枚)画像ギャラリー

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