平均世帯年収552万円でもこれなら大満足!? 今が狙い目お買い得中古SUV3選

MT車もラインアップしていた旧型フォレスター

旧型フォレスターのフロントスタイル
旧型フォレスターのフロントスタイル

 続いて紹介するのは、独自の4WDシステムにより高い悪路走破性や走行安定性を実現しているスバルフォレスター。2012年11月~2018年6月まで販売された旧型モデルがターゲットだ。

 旧型フォレスターの中古車は約816台流通しているが、予算200万円以下に絞っても約630台がヒットする。この世代のフォレスターは最高出力280psを発生するターボエンジン搭載車や自然吸気エンジン車には6 速MTが設定されているのが特徴。

 また一部のグレードを除いたCVT車には、エンジン・トランスミッション・AWD・VDCの統合制御し、駆動力やブレーキを適切に制御することで悪路走破性を高めた「X-MODE」を搭載している。

 安全装備も大幅に強化され、デビュー時にはスバル独自の運転支援システム「Eyesight ver.2」を採用。2015年10月に行った大幅改良時に内外装の変更に加えて、アクティブレーンキープ(車線逸脱抑制制御)の追加やプリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロールの性能向上を行った「アイサイトver.3」に進化している。

 できれば、「Eyesight ver.3」を搭載した大幅改良後のモデルを狙いたいが、中古車の流通台数が約100台程度と少なくなってしまう。しかし、「Eyesight ver.2」でも十分満足できる性能を発揮してくれるので、選択肢は幅広く探したい。

 前期型ではターボエンジンを搭載している2.0XT Eyesight の流通台数が多く、自然吸気エンジンの2.0i-L Eyesight、2.0i-S Eyesightが続く。一方、後期型では2.0i-L Eyesightや自然吸気エンジンを搭載し、外観はターボ車というSリミテッドが多い。

 予算200万円で探すならば、自然吸気エンジンを搭載した2.0i-L Eyesightを中心に探すといいだろう。

現行型CX-5も初期モデルならば手が届く

現行型CX-5のフロントスタイル
現行型CX-5のフロントスタイル

 3台目に紹介するのは、現行型のマツダCX-5だ。2016年12月に登場した現行型CX-5の中古車は約2,100台流通していて、そのうち約106台が予算200万円の圏内となっている。

 CX-5は販売開始以降も、2017年8月、2018年2月、2018年10月、2019年12月、2020年12月、2021年11月と毎年のようにアップデートを行い、進化している。

 2018年2月は2L、2.5Lガソリンエンジン、2.2Lディーゼルターボエンジンの改良。同年10月には2.5Lガソリンターボエンジンの追加。2019年12月にはAWD車に悪路における想定外のスタック時にAWDとTCSの協調によって接地輪への駆動力伝達を最大化して悪路からのスムーズな脱出をサポートする「オフロード・トラクション・アシスト」が採用。

 2020年12月は2.2Lディーゼルターボエンジンの最高出力向上。センターディスプレイの大型化を実施。そして最新の2021年11月の商品改良では内外装の変更をはじめ、ボディ剛性の向上。2.5Lガソリンターボエンジンの廃止などを行っている。

 中古車は2.2Lディーゼルターボエンジンを搭載したXD系が多い。ロングドライブが多いという人には燃料代の安いディーゼルエンジン搭載車がオススメだが、街乗りが中心という人には2Lエンジンを搭載した20Sが狙い目。走行距離が少なめの中古車が多く、フロントの軽さを活かした軽快なフットワークは魅力だ。

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