世界的な半導体不足やコロナウイルスの感染拡大によって、国産、輸入車メーカーの新車の納期遅延が長期化している。
2022年1月に登場し、販売開始後1カ月で約7万台を受注したトヨタノア/ヴォクシーは、ガソリン車で4〜5カ月、ハイブリッド車は6カ月以上。登録車で2021年の新車販売台数No.1に輝いたトヨタヤリスはガソリン車が4〜5カ月、ハイブリッド車は3〜4カ月となっている。
また、軽自動車の新車販売台数No.1に輝いたホンダN-BOXは5カ月程度。5月に販売開始される予定の新型ステップワゴンは、ガソリン車、e:HEVともに5カ月程度となっており、年内納車は厳しくなりつつある。
このように新車の大幅納期遅れによって、中古車に人気が集まっている。一時は高騰も伝えられていた中古車相場だが、最新の状況を解説する。
文/萩原文博、写真/トヨタ自動車、萩原文博
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