中古車相場は値上がり傾向で後期型は3000万円オーバー
それでは、初代NSXの中古車事情を見てみよう。現在、初代NSXの中古車の流通台数は約63台で、平均価格は約911万円となっている。半年前の2021年11月では流通台数が約63台。平均価格は898.6万円。そして3カ月前の2022年2月は流通台数が約64台、平均価格は約880万円なので、流通台数はほぼ横這い。平均価格はやや値上がり傾向となっている。
中古車の価格帯は半年前そして3カ月前ともに約600万~約3380万円。そして今月は約590万~約3380万円とほとんど変わっていない。MTとAT車の比率を見てみるとMT車が約32台、AT車が約31台とほぼ互角となっている。
グレード構成を見てみると、標準車の3.0AT車が約29台、標準車の3.0MT車が約24台。後は、約2台で3.2タイプS、3.2MT車、3.0タイプT MT車/AT車、3.2タイプT MT車が並んでいる。ちなみに固定式ヘッドライトとなった2001年以降のモデルは4台しか流通していない。
固定式ヘッドライトの中古車は1台が約3380万円で、それ以外は応談となっている。したがって初代NSXの固定式ヘッドライトの後期型と現行型では価格が逆転しているのだ。
流通する中古車で500万円台はわずか1台だけ、600万円台の中古車も6台だけとなり、流通する中古車が初期の新車時価格を上回るのも時間の問題かもしれない。
【画像ギャラリー】中古車相場が値上がり中の初代NSXを画像で紹介(8枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方