GT-Rだけじゃない!! 超フツーのマークIIですら急騰!? 爆上がり中古車5選

■当時はレガシィに完負けだったのに…レグナムは240万円のプライスが!!

 スポーツモデルということで番外編となるが、現役時代のイメージからすると驚くほど中古車が高値なのが三菱レグナムVR-4だ。

 1996年に登場したレグナム自体は量産車では世界初の直噴エンジンを搭載した8代目ギャランのステーションワゴンである。

 レグナム、8代目ギャランのトップグレードとなるVR-4は2.5リッターV6ターボに当時としては珍しかった5速AT(スポーツモード付)と5速MTを組み合わせ、ランエボⅣに続くAYC、ASC(横滑り防止装置)も備えるという、当時としては最先端の技術を盛り込んだモデルだった。

 そのため当時高校生だった筆者は「当時人気絶頂だった2代目レガシィツーリングワゴンのGT系が危ないかも」と思った。

 しかし、レグナムが2代目レガシィツーリングワゴンの牙城を崩すことはなく、「性能がいいから売れるとも限らない」ということを知り、免許を取得した頃には私の家のクルマに2代目レガシィツーリングワゴンGT-Bが加わったというオチもあった。

 そのレグナムは現在10台少々が流通しており、VR-4でないレグナムは1台だけという状況だ。レグナムVR-4の中古車価格は120万円前後を中心に40万円~240万円と、2代目レガシィツーリングワゴンGT-Bに負けない中古車価格となっている。

 また、120万円以上するレグナムVR-4の中古車は走行距離が6万kmと少なく、もちろん一概には言えないにせよ、20年落ち超の中古車としては安心感がありそうなのも魅力だ。

【画像ギャラリー】マークIIのフツーグレードも!? マジか…すげー高値がついている90年代のクルマたちをイッキ見!!(10枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!