■スバル WRX STI EJ20ファイナルエディション 2019年11月/限定555台
今回は限定車、特別仕様車に限って紹介していくが、やはりその前に2019年12月に生産終了した、レギュラーモデルのWRX STIの中古車相場はどうなっているのか、見ていこう。
2019年当時の新車価格はSTIが393万8000円、STIタイプSが413万6000円。それが今や、STIが420万~530万円、STIタイプSがさらに高騰していて440万~610万円前後と、新車より高いプレミアム価格となっている。
そして2019年12月に生産終了したスバルWRX STIの最後の特別仕様車「EJ20ファイナルエディション」だ。
このモデルは555台生産され、抽選販売された限定車で車両本体価格は485万1000円。
2019年10月24日に発表され、同年11月11日に優先購入権の応募が締め切られたが、その数はなんと555台の約23.4倍となる、約1万3000件。その後、厳正なる抽選の末、555台が販売された。
EJ20型2L水平対向4気筒ターボエンジンのフィナーレに相応しいメニューが満載。特にエンジンはピストン&コンロッドそしてクランクシャフト。さらにクラッチカバーとフライホイールまでバランス取りされている。
もちろん、ブレンボ製ブレーキやウルトラスエード&本革を表皮に使用したレカロシートなどスペシャルパーツが満載。これが485万1000円ならば誰もが手に入れたくなるだろう。
現在、WRX STI EJ20ファイナルエディションの中古車は10台以上流通していて、価格は770万~888万円と、最高で、新車価格の約1.8倍と、約1年前に比べて高値安定傾向が続いている。
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