■レクサス GS(4代目)
日本市場では2代目のGSとして2012年から2020年まで販売。当初のラインナップは2.5L・V6の「GS250」と3.5L・V6の「GS350」、そして3.5Lエンジンにモーターを合わせた「GS450h」。
2013年10月に2.5L直4+モーターの「GS300h」を追加し、2015年11月にマイナーチェンジを実施した。
・中古車購入ポイントは?
できれば2015年11月以降の後期型を買いたいというのが正直なところで、その場合の相場は総額150万~510万円といったニュアンス。だが総額100万円台の後期型は過走行車も多いため、実際は総額250万円前後が後期型の狙い目ゾーンとなる。
前期型でもよしとするなら、総額150万円付近で、悪くない一台が見つかるだろう。
・中古相場:約100万〜550万円
・新車時価格:510.0〜900.0万円
・年式:2012~2020年
・入手しやすさ:★★★★★
■トヨタ クラウン(先々代型)
2012年から2018年まで販売された先々代のクラウンで、「ロイヤル」「アスリート」「マジェスタ」の3シリーズで構成される。メインのパワーユニットは2.5L直4+モーターのハイブリッドで、そのほかに3.5L・V6と2.5L・V6も用意された。
・中古車購入ポイントは?
流通量が圧倒的に多いのは「アスリート」で、「ロイヤル」はまずまず、「マジェスタ」はやや少なめといったところ。中古車価格にシリーズ別の大差はないが、やはりロイヤルよりアスリートとマジェスタのほうが高めではある。
中古車としてのバランスがいいのは総額200万円前後で狙えるアスリートの2.5Lハイブリッドまたは2.5Lガソリン車だ。
・中古相場:約100万〜420万円
・新車時価格:353.0〜715.0万円
・年式:2012~2018年
・入手しやすさ:★★★★★
■レクサス ES(現行型)
北米を中心に販売されてきたFFレイアウトのプレミアムサルーンで、通算7代目の世代から日本でも「レクサスES」として販売されることに。パワーユニットはカムリと共通の2.5L直4+モーターで、2021年8月にマイナーチェンジを実施。
・中古車購入ポイントは?
マイナーチェンジ以降の後期型はさすがに総額590万円以上とまだまだ高額だが、前期型であれば、走行3万km台までの物件であっても総額320万円付近から検討可能。素のES300hも悪くないが、できれば各種の装備が充実している「バージョンL」を選びたいところ。
メーカーオプションだった“マークレビンソン”プレミアムサラウンドシステムが付いている中古車であれば、より満足できるはず。
・中古相場:約290万〜670万円
・新車時価格:580.0〜728.0万円
・年式:2018年~
・入手しやすさ:★★★☆☆
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