中古相場は幅広く、上昇中
現在、NA型ユーノスロードスターの中古車の流通台数を見てみると、何と約204台も流通している。2代目NB型の約300台、3代目NC型の約270台と比べても驚異的な数値と言える。
そして平均価格の推移は3カ月間が約74万円で、現在は約84万円と3カ月で約10万円も平均価格が上昇している。その間の中古車の平均走行距離は約10.6万kmから10.4万kmとわずかに減少している程度なので、初代ユーノスロードスターの中古車は値上がり傾向となっているのは間違いない。
初代ロードスターの中古車のグレード分布を見てみると、最も多いのが1.6の標準車で約39台、続いて1.8の標準車の約27台、1.6Vスペシャルの約24台が続く。
本当にわずかだが、スペシャルモデルM2シリーズの1001や1028も流通しているが、こちらは1~3台程度なので見つけたら即買いしたい。
現在の初代ロードスターの中古車の価格帯は約20万~約318万円と非常に幅が広い。200万円近い高額車の中には走行距離1万km台という中古車もあるが、そう簡単に見つかるモノではない。
すでにクラシックカーの域に達しているので、購入してからレストアしながら所有していくそんな余裕がないと付き合っていけないクルマと言える。
短命に終わったS15型シルビア
スペックS
エンジン形式:直4DOHC、エンジン型式:SR20DE、総排気量:1998cc
最高出力:165ps/6400rpm、最大トルク:19.6kgm/4800rpm
スペックR
エンジン形式:直4DOHCターボ、エンジン型式:SR20DET、総排気量:1998cc最高出力:250ps/6400rpm、最大トルク:28.0kgm/4800rpm
そして、現在でもドリフトや走行会などでは現役バリバリに活躍しているのが、1999年に登場したS15型の日産シルビアだ。
排ガス規制の関係で、販売されていたのは1999年~2002年と短かったが、スカイラインがR33からR34になったときにボディサイズを変更したように、先代のS14は3ナンバーサイズだったが、S15では5ナンバーサイズに戻されたのが特徴だ。
グレード構成はシンプルで2L直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するスペックS、2L直列4気筒ターボエンジンを搭載するスペックRの2種類。
搭載されるエンジンはS13型シルビアから受け継がれたSR型で自然吸気エンジンの最高出力はMTが165ps、ATが160ps。ターボエンジンの最高出力はMT車が250ps、AT車は225psとそれぞれ組み合わされるミッションによって異なっている。
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