中古で選ぶならハイエースかキャラバンか?【王者か挑戦者か 究極の選択】


ハイエースの中古車相場は値上がり傾向

圧倒的に流通台数が多く人気だったのが2Lのロングバン、スーパーGL、2/5人乗り、標準ルーフ、5ドア
ハイエースの中古車は写真をクリックすると見られます!

 それでは本題のハイエース、NV350キャラバン各車の中古車相場を見てみよう。

 現行型ハイエースバンは2004年に登場して以降、何度もマイナーチェンジを行い2012年4月のマイナーチェンジでは盗難防止システムであるイモビライザーの全車標準装備化。

 2017年11月の一部改良では衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスP」を標準装備とするなど、走行性能をはじめ安全性能、環境性能などをアップデートしてきた。

 現在、現行型ハイエースバンの中古車の流通台数は、さすが15年も販売しているロングセラーモデルだけあって約3000台と非常に多い。

 しかも運転支援システムの「トヨタセーフティセンスP」を標準装備、そしてディーゼル車のトランスミッションをガソリン車と同じ6速ATに換装した2017年11月に一部改良後の高年式中古車が全体の25%を占める約750台も流通しているのである。

 その2017年以降の高年式中古車の平均価格は3カ月前が約386万円、今月が383万円とほぼ横這いにとどまっている。

 しかし、ハイエースバン全体の平均価格の推移を1年というロングスパンで見てみると、2018年9月は約220万円だったが、現在は約232万円と値上がりしているのだ。

 これは先ほど紹介した高年式車が増加したことも値上がりの要因の一つだが、カスタマイズ済の中古車が多く出回っているのも平均価格の上昇に影響を与えているのだ。

 しかし、これだけ新型ハイエースが登場するとメディアに流れているのに、逆に値上がりしているというのは凄い。ノーズが長くなるといわれる新型が敬遠されているということなのだろうか。

 ハイエースバンの中古車の流通台数を年式別に見てみると2019年式が約625台と最も多く、次いで多いのが3度目のマイナーチェンジを行いフロントマスクが変わった2014年式で約350台。

 そして2013年式、2015年式が僅差で並ぶ。価格帯は約36万~約900万円で、高額車はキャンピングカーとなっている。

 走行距離は100万円以下の中古車では30万kmはザラで最も多いモノで50万kmという中古車もあるほどだ。

 モデルライフが長いため、グレード数が多いのだが最も多いのが約430台の2.0スーパーGLロング。

 次いで多いのが約250台で3.0ディーゼルターボスーパーGLロングそして3.0ディーゼルターボDXロングとなっている。やはり装備の充実したスーパーGLの人気が高い。

NV350キャラバンはやや値落ち傾向に

NV350キャラバンの中古車流通台数が最も多かったのが
バンDX、ロングボディ、標準幅、標準ルーフ
キャラバンの中古車は写真をクリックすると見られます!

 一方、日産NV350キャラバンは2012年6月に登場し、こちらも販売開始して以降モデルラインナップの拡充をはじめ、2016年1月には衝突被害軽減ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」を設定し、安全性を向上。

 そして2017年7月にマイナーチェンジを行い、内外装の変更をはじめ安全装備の充実化を行った。

 現在、NV350キャラバンの中古車は約1070台流通しており、こちらもハイエース同様に2017年に行ったマイナーチェンジ以降の高年式車が約480台と約44.8%を占めている。

 多くを占めている2017年式以降の高年式車の平均価格は3カ月前が約239万円で今月は約232万円と約7万円の値落ちを示している。

 さらに過去1年の平均価格の推移を見てみると、1年前の2018年9月の平均価格は約206万円で、現在は約199万円と同じ高年式車の比率が高くなっているにも関わらず、しかも年式が新しいのにNV350キャラバンは値落ち傾向となった。

 年式別の中古車の分布を見てみると、NV350キャラバンは約330台で2018年式が最も多く、次いで2019年式の約185台。そして2014年式の154台と続く。

 価格帯は約69万~約679万円で高額車には少ないながらキャンピングカーも登場。走行距離は最も多くても約26万kmなので、30万kmでも100万円近い価格の付くハイエースの人気が伺える。

 グレード分布を見てみると最も多いのが2.0DXロングの約270台。次いで多いのが2.0プレミアムGXロングの約155台。そして2.5ディーゼルターボDXロングの約120台が続く。

次ページは : 中古車相場でハイエースとキャラバンに決定的な違いはあるのか?

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