【狙い目絶版中古車】値上がりしそうな 今買っておくべきスポーツ車5選

ホンダシビックタイプR(FK8)

現行シビックタイプRは2019年8月に「まもなく販売終了となります 。詳しくは販売会社にお問い合わせください 」とホームページに掲載されている。調査したところ、マイナーチェンジされ2020年8月以降に発売されることがわかった<br><br>
現行シビックタイプRは2019年8月に「まもなく販売終了となります 。詳しくは販売会社にお問い合わせください 」とホームページに掲載されている。調査したところ、マイナーチェンジされ2020年8月以降に発売されることがわかった

こちらの写真をクリックするとシビックタイプRの中古車情報が見られます!
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 販売終了がらみの話でいくと、現行型(FK8型)ホンダシビックタイプRの中古車相場もカチ上がる可能性を秘めている。

 というのもFK8型シビック タイプRはすでに、公式サイトに小さな文字で「まもなく販売終了となります。詳しくは販売会社にお問い合わせください」と書かれているのだ。

 ベストカーWEB編集部がその詳細を追跡調査したが、現行タイプRはすでに「今ある在庫分のみで販売終了」になることが決まっており、「マイチェン版タイプRの発売は2020年8月以降」だという。

 となれば、現在おおむね370万~520万円となっているその中古車相場は、今ある新車在庫が売り切れて「買いたくても買えない!」という状況になったタイミングでほぼ確実に高騰する。

 その後は2020年夏以降にマイチェン版タイプRが登場すれば、中古車相場は落ち着くだろうが、仮にマイチェン版の出来がイマイチだった場合には、前期型FK8の中古車相場は再び大きくカチ上がるだろう。

現行シビックタイプR販売終了についてはこちら!【在庫残り約200台!マジか!!!】ホンダシビックタイプR ひっそり販売終了の事情と行方

ホンダS2000

前期型はF20C型2L、VTEC(250ps/22.2kgm)、後期型はF22C型2.2L、VTEC(242ps/22.5kgm)を搭載する。前期型よりもさらに後期型が高騰しているという
前期型はF20C型2L、VTEC(250ps/22.2kgm)、後期型はF22C型2.2L、VTEC(242ps/22.5kgm)を搭載する。前期型よりもさらに後期型が高騰しているという
写真をクリックするとS200の中古車情報が見られます!
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 本田技研工業の創立50周年を記念して1999年に発売されたS2000は「そのほぼすべてが専用設計!」といっても決して過言ではない、非常にぜいたくな作りの2シーターオープンだった。

 オープンカーでありながら、ボディ剛性は固定屋根を持つ車と同等またはそれ以上。そして直4VTECエンジンはリッターあたりの出力が125psという、ほぼレーシングカー並みのスペック。

 それらの合わせ技により、S2000の中古車相場は現在すでに高騰している。前期型(2005年10月までの2Lエンジン搭載車)の新車時価格は約340万~390万円だったが、現在の中古車相場は120万~410万円ぐらい。

 まあボロい個体は安いが、ボリュームゾーンは200万~300万円といったところだ。

 さらに高騰しているのが2005年11月以降の2.2Lエンジンに変更された後期型。こちらの新車時価格は約380万~約400万円だったが、現在の中古車相場は200万~600万円。

 ボリュームゾーンは300万~400万円付近で、良コンディションな個体は400万円オーバーになるのも日常茶飯事である。

 サーキットでガンガン使われたような個体は別として、屋根付きガレージで大切に保管されてきた個体は、「似たようなモノはもう二度と現れない伝説の一台」として、今後もじりじりと相場を上げていくはずだ。

80スープラ

2019年9月現在の平均中古車価格が約328万円と高騰が続いている80スープラ。エンジンは3L、直6の2JZ-GE型が225ps/29.0kgm。3L、直6ツインターボの2JZ-GTE型が280ps/44.0kgm(1997年8月以降は46.0kgm)
2019年9月現在の平均中古車価格が約328万円と高騰が続いている80スープラ。エンジンは3L、直6の2JZ-GE型が225ps/29.0kgm。3L、直6ツインターボの2JZ-GTE型が280ps/44.0kgm(1997年8月以降は46.0kgm)
こちらの写真をクリックすると80スープラの中古車情報が見られます!
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 ここ最近は、「スープラ」といえばトヨタとBMWが共同開発した最新型スープラ(DB型)のことを指すのかもしれないが、その陰で先代スープラ(A80型)もけっこうな人気を集め、その結果として中古車相場も高騰している。

 2JZ-GTE型3L直6ツインターボエンジンの最高出力は当時の自主規制値いっぱいの280psだったが、本来のパワーを発揮できた北米仕様は320ps。

 そして現役レーサー複数が今なお「ハンドリングが良いクルマの見本!」「これぞ日本のナンバーワンFRスポーツ!」と激賞する素直なハンドリング……等々の魅力から考えれば、依然人気が高いことにも何ら不思議はない。

 約2年前、2017年時点での中古車平均価格は200万円を大きく割っていたが、2019年10月現在の平均価格は約328万円。

 走行15万kmを超えている個体でも、整備済みの美車であれば平気で350万円以上のプライスが付くのがもはや当たり前となっているA80型スープラ。

 現行DB型がヒット作に育ったとしても、世界的な「A80推し」の流れはそうそう大きくは変わらないはずだ。

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