どちらかといえば可愛い印象が強い丸目のヘッドランプ。それだけに昔ながらのオジさんは敬遠しがちだが、丸目が醸し出すクラシカルさも捨てがたい。そこで! ここではカッコつけなオジさんも抵抗なく乗れる4モデルをピックアップ!
文/FK、写真/スズキ、トヨタ、BMW Japan、ホンダ、CarsWp.com
【画像ギャラリー】まん丸お目目が魅力のクラシカルモデル4選(14枚)画像ギャラリー■ヘッドランプのカタチは時代を映す鏡! 今、“丸目”が新しい!?
クルマの見た目を大きく左右する要素のひとつが“ヘッドランプ”。
ヘッドランプはグリルとの組み合わせでクルマのキャラクターを決定づけるカーデザイン上における重要なパートであり、また、時代を映す鏡といっても過言ではないほど流行に左右されるパートであることもまた事実。
最近は切れ長で鋭い目つきを印象づけるような薄いヘッドランプであったり、存在感を強調したグリルと組み合わせることで強烈な威圧感を放つオラオラ系であったり、その種類は多岐にわたる。
そんななかにあってオールドファンには懐かしく、若者にとっては斬新に映る“丸目のヘッドランプ”が今、軽自動車を中心ににわかに復活を果たしつつある。
その多くは可愛さを強調したものが大半ではあるものの、なかには古くからの伝統を重んじるべく武骨な雰囲気を醸し出すモデルもあり、古き良き時代を知るオジさんにとってもうれしいかぎり。
だって、可愛いだけだとオジさんが乗るには少々抵抗があるからね。
【画像ギャラリー】まん丸お目目が魅力のクラシカルモデル4選(14枚)画像ギャラリー■VXグレードのみ丸目ヘッドランプが選択可能なトヨタ・ランドクルーザー”250″
ランドクルーザーの中核モデルとして悪路走破性をベースに扱いやすさを付与し、多くの人々の生活を支える役割と使命を担うべく、2024年4月に待望のデビューを果たした250シリーズ。
ランドクルーザーは300シリーズが属するステーションワゴン、70シリーズが属するヘヴィデューティ、250シリーズが属するライトデューティの3つのカテゴリーに分類されるが、ライトデューティはこれまで“プラド”という名称で販売されていたことは知る人ぞ知るところ。
そんなプラドの歴史を辿ってみると1990年4月に登場した初代プラドの70系は全モデルで角目のヘッドランプが採用されていたが、1996年5月に登場した2代目プラドの90系では3ドアのショートボディモデルに丸目ヘッドランプを採用。
しかし、その後に登場した3代目の120系プラドと4代目の150系プラドではともに丸目ヘッドランプは採用されず、ことプラドにおいては丸目ヘッドランプが採用されたのは90系だけという状況にあったが……250シリーズで丸目ヘッドランプが復活!
標準モデルは全グレードともに角目ヘッドランプとなるものの、中間グレードに位置するVXは販売店装着オプションとして丸目型Bi-Beam LEDヘッドランプが選択できるようになっているのだ。
また、250シリーズがデビューする際に限定発売した特別仕様車 ZX“First Edition”でも丸目型Bi-Beam LEDヘッドランプが特別装備されている。
丸目がいいのか? それとも角目がいいのか?
見た目の良し悪しを判断するものさしは人それぞれで異なることからどっちが良いとは断言できないが、初代BJ型から続くランドクルーザーの伝統をふまえると「ヘッドランプは丸目のほうがいいでしょ!」という人も多いのでは?
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