やっと国内上陸を果たすスズキ新型ジムニーノマド。ざっくりいえば3ドアのシエラのストレッチ版で真正面から見てもグリルが異なる程度で内装だってシエラとほとんど同じである。とはいえ細かな違いがあるのだった。ちょっとマニアックだけど、本気で欲しい方はぜひ参考にしてくださいませ。
文:ベストカーWeb編集部/写真:森山良雄・ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】後席こんな感じか!! 新型ジムニーノマド後席しっかり画像で見てみて!!!(7枚)画像ギャラリージムニーの世界観そのまま!! 道具感満載のデキ
メーターやエアコンパネル、ナビの設置位置は3ドアのジムニーシエラと全く同じ。唯一異なるのはセンターコンソールに後席用のパワーウィンドウスイッチが設置される程度となっている。ジムニーの世界観をそのままに変更を最小限に留めているのはファンにとっては◎。
ちなみにジムニーのボタンやスイッチ類は昨今のクルマと比べるとかなり大きめ。じつはこれグローブをしたままでも難なく操作できるための工夫で、道なき道を行くジムニーらしい工夫なのだ。パジェロやランクルシリーズと同じ考えなのだった。
【画像ギャラリー】後席こんな感じか!! 新型ジムニーノマド後席しっかり画像で見てみて!!!(7枚)画像ギャラリー肝心な後席はどうなのよ!! 衝撃の答えを是非に!!!
とはいえ新型ジムニーノマドでもっとも気になるのが後席がジムニーとどの程度違うかってことのハズ。身長175cmの筆者がドラポジを合わせ、後席に座ると決して広くはないものの、十二分に座れるイメージであった。
唯一気になるのが頭上スペースで、もともとジムニーノマドは前席より後席がより高い位置に設置されるシアターレイアウトを採用しており、ストレートにいえば少々窮屈。とはいえ足もとスペースは必要にして十分、前席への足入れ性もよく、見た目以上に広い印象であった。
それと3ドアのジムニーの後席は、座ってみると膝裏が浮いてしまう構造であったが、新型ジムニーノマドは浮かない仕様だったのはお見事。欲を言えば座面長がもう少しあればいいのだが、サイズ上これが最適解とのこと。
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新型ジムニーノマドは待望の5ドアモデルで、たしかに後席はこれまでの3ドアモデルより広くなったのは事実。ただ、大人が長距離座るというのはオススメできず、あくまで緊急用ととらえた方がよさそうだ。ファミリーで使うというよりも、ラゲッジの広いジムニーととらえた方が無難なイメージであった。
ともあれこの新型ジムニーノマド、昨日2月3日に早くも受注停止のお知らせが……。いつ再開となるか不明ながらも、いち早い受注復活を!!!!!
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