復活を遂げたスズキDR-Z4S/SM。その心臓部は基本設計を踏襲しながら内部パーツをほぼ刷新し、FIに電子制御スロットルと最新の燃料供給システムも装備する。こんなにいいエンジンが出来たんだから…DR-Z以外にも展開しない手はないですよね? スズキさん!
文/Webikeプラス編集部
※当記事のCGは編集部の妄想です。スズキには全く関係ありませんので、販売店への問い合わせはご遠慮ください。
エンジン横展開はスズキの王道?!
2009年の国内販売終了後、16年ぶりの復活を遂げたスズキDR-Z4S/SM。エンジンは基本設計を踏襲しつつ、ほぼ新設計とすることで最新の排ガス規制に適合させ、車体に至っては完全なるブランニュー。「DR-ZはオフロードのGSX-Rなんです!」と断言する開発陣の入魂ぶりも清々しい。
そして乗れば案の定、メチャメチャ良いのだ。中でも白眉なのはやっぱりエンジン。38psの水冷単気筒はパワフルかつスムーズで、高回転まで素晴らしくよく伸び、それでいてスロットルの開け始めは優しくふわっとレスポンスする。速いだけでなく、扱いやすさも併せ持っているのだ。
こんなにいいエンジン、DR-Zだけに独占させるのはもったいない! 旧GSX-R1000(K5/6)系の1000cc4気筒系では4機種を、800ccパラツインでは6機種を展開する「エンジン横展開の鬼」スズキなのだから、DR-Z4系にも派生機種を期待したくなるのは当然のなりゆきだ。
プレミアムな単気筒スポーツならチャンスあり?!
しかし話はそう簡単ではなさそう。開発陣によれば、DR-Z4のエンジンはドライサンプに代表されるオフロード特化型の設計のため、オンロード系に派生させるのはなかなかにハードルが高いらしい。119万9000
円という、400ccの単気筒車としてはかなり高額なプライスも、この横展開の難しさ(=他機種展開によるコストダウンが難しい)が影響しているようなのだ。
となれば仮に派生機種が存在しても、それはDR-Z4の構成にかなり近いもの(オフ系のツアラーモデル?)や、オンロード系であれば適さない部分を大きく作り変える必要があるはず。いずれにしても大幅に価格を下げることは困難と思われ、DR-Z4派生機種はそこそこ高価でも買ってもらえる、プレミアム性の高い機種となる可能性が高い。
となれば、真っ先に候補として挙げたくなるのはスズキ単気筒スポーツの秀作・グースだろう。プレミアムかつマニアックなシングル・スーパースポーツとして作り込めば支持層は必ずいるはず。
というかそんなの、我々Webikeプラスが真っ先に欲しいっスよ! というわけで先走りまくって妄想CGを仕立ててみました。車名はさしずめ「グース4S」でいかがでしょうかッ?(続く)

【グース4S・IMAGE CG】DR-Z4S/SMの水冷単気筒を積むシングルスーパースポーツとして、グース復活を大熱望! ネオクラ感を兼ね備えた単気筒カフェレーサーとして、ハスクバーナ・ヴィットピレン401あたりの好敵手となる?!
詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/motorcycle/501830/
【願望SCOOP】来いッ! スズキDR-Z4派生機種①「シングルスポーツ“グース”復活を超熱望!」【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/501830/501912/





コメント
コメントの使い方