eKクロススペースはルックスだけじゃない!! 走りも積載性もアウトドア向きだ

eKクロススペースはルックスだけじゃない!! 走りも積載性もアウトドア向きだ

 コロナウイルスの影響で外出自粛が必要ないま、多くの企業で在宅勤務が指示されるなど大きな転換点を迎えています。

 しかしずっと自宅にいることも気分が滅入ってしまうもの。散歩や医療品や食品の買い物については「3密」を避けて実施可能というが、やはり気分転換をしたくなるもの。

 現状ではまだ難しいかもしれませんが、この騒動が収まったら最新の軽ハイトワゴンでデイキャンプをしてみませんか?

文/写真: いけのひらまさのぶ 公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員

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■最新の軽でデイキャンプはどこまでできる?

 忌々しいコロナウィルスの影響で世の中たいへんなことになった。テレワーク歴というか、フリーカメラマン歴30年! の筆者の経済状況も危機的状況。

 ヒマだからといって自宅待機ばかりしていると気が滅入ってくる。読者の皆さんもそれは同じだと思います。

こちらがeKクロススペース。デリカD:5譲りのド迫力顔ながら乗り心地や走りは非常にマイルド。パパが乗ってもかっこいいハイト系

 そんなときに「3密」をさけて気晴らしできる素晴らしい「遊び」がソロキャンプだ。

 なにも特別遠くにいかなくてもいい、本格的なキャンプじゃなくてもいい、気軽に街を出てヒトゴミをさけてアウトドアでゆっくりできればいい。

 そういった「ソロ活動」をするのに今回借りだした三菱のeKクロススペースは最適なのではないか? と思った。その理由は以下のとおりだ。

【軽自動車なのに広い室内空間と解放感】

 息苦しくなって家を飛び出たのに車内が狭くちゃ意味がない。運転中だろうと休憩中だろうと「天井が高い」ことのリラックス効果が高いことを痛感。

「ミニバンのひとり乗車って空気を運んでるだけだろ!」と悪口を言う人がいるが、その空気の大切さ、ありがたさを感じる昨今なのだ。もし家族や他人が同乗したとしても、狭いクルマより「濃厚接触度」は低くなる!

 いざとなれば4か所のパワーウィンドーを開放すれば換気だってバッチリ。それにフロントガラスだって、とても大きく視界の広さも素晴らしいので伸び伸びゆったりできる!

右がeKクロススペース。左がeKスペース。2トーンカラーも大きな差のひとつだ

【乗り心地がいい】

 走り出してまず感じたのは、しなやかなサスペンション。14インチのクルマは特にいい。15インチのクルマはややしっかり感が増すが、その分高速道路などでの安定感が良くなる印象だ。

 共通しているのはシート座面がぶ厚く「フカフカ」でいいクッション性をもっていること。家のソファーよりこっちのほうがリラックスできるのでは?とさえ思う。

【積載量がすごい】

 今回は後部座席を収納しフルフラット化。バーベキュー道具一式、食材、飲み物、折り畳みチェア&自転車、クーラーバッグ、ラジコンカーと遊び道具までをざっと選んで積んでみたがまだまだ余裕。

この積載量はライバル勢とひけをとらない。折り畳み自転車を搭載しても頭上のスペースが広いからまったく問題なし

 さらに三脚など撮影機材を積み足しても助手席がまるまる空いている状態。ソロではなく、コンビ活動だって可能だ!

【勇ましいデザイン】

 これはある意味最強ポイントなのかも。こういったカテゴリーの軽スーパーハイトワゴンは「ママ運転の送迎・買い物カー」みたいなフワフワかわいい感じか、重低音が効いた音楽をガンガンかけ「マイルドヤンキー」?が乗りそうなカスタム系のモノが多いと思う。

 それらとは一線を画し、デリカD:5をも連想し、アウトドアを感じさせる稀有な存在だ。これならおじさんが乗ってても違和感ないし、「趣味はキャンプや釣りです」って感じは、「この人きっといい人なんだなー」と周囲に思ってもらえそうな気がする。

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