こんなハイブリッドを待っていた! レイバックS:HEVサーキット試乗! RAV4とはどう違う?

こんなハイブリッドを待っていた! レイバックS:HEVサーキット試乗! RAV4とはどう違う?

 レヴォーグレイバックに追加設定された、ストロングハイブリッドモデルのS:HEVモデルに徹底試乗! 1.8Lターボモデルとどこが違うのか、サーキット試乗!

文:ベストカーWeb編集部/写真:奥隅圭之、ベストカーWeb編集部、スバル

レイバックに新設定されたストロングハイブリッドS:HEVに試乗!

レイバックS:HEVモデル
レイバックS:HEVモデル

 2026年7月2日、レヴォーグに新設定されたストロングハイブリッドのS:HEV。どんな走りをみせてくれるのか、ワクワクしながらスパ西浦モーターランドに向かった。

 その前に正式発表されたレイバックS:HEVについて概要を紹介していこう。レヴォーグレイバックは2023年10月に初登場し、2026年7月2日、一部改良とともに、ストロングハイブリッドモデルのS:HEVを追加設定した。

 このストロングハイブリッドは、ハッチバックのクロスオーバーSUVのクロストレック、ミドルサイズSUVのフォレスターに続く、2.5L水平対向エンジンとトヨタのハイブリッド技術(THS)を組み合わせたシリーズ・パラレル方式のハイブリッドを搭載する。

 これまでレイバックには1.8Lターボモデルがラインナップされてきたが、スバルユーザーから、「ハイブリッドが欲しい」、「ターボダクトをなくしてほしい」、「街中で扱いやすいパッケージにしてほしい」などの要望が寄せられていたという。

 エクステリアはひと目見ただけで1.8Lターボとの違いがわかるはず。エアインテークのないアルミ製フロントフード、専用の18インチアルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)、横方向に広がるメッキ部分を含むグリルやヘッドライトのデザインが実にすっきりとしていて、クロスカントリーSUVというより、都会的な高級ステーションワゴンという印象。

 レイバックS:HEVのボディサイズは、1.8Lターボモデルに比べ、全長-35mm、全幅+-0mm、全高-20mmの全長4735×全幅1820mm×全高1550mmで、ホイールベース2675mm(+5mm)。

 最大のポイントは全高がマンションなどの機械式駐車場に入る1550mmとしたことだ。この20mm全高を低くしたことで、それが動力性能にどう影響するのだろうか? 

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まずは1.8Lターボの走りは?

1.8Lターボモデルの走りはいかに?
1.8Lターボモデルの走りはいかに?

 まずは1.8Lターボに試乗。搭載される1.8L水平対向4気筒直噴ターボは、177ps/30.6kgmを発生する。アクセルを強めに踏むと、アクセル開度に対してリニアに反応し、スムーズに加速していく。

 ターボラグもなく、力強い加速フィールだ。レッドゾーンは6000rpm。さすがにそこまでは回せなかったものの、ターボエンジン車らしい高回転までの伸びは気持ちいい。

 乗り心地はやや固いスポーティな味付けだが、踏み応えのある固いタッチのブレーキと相まって、実にターボモデルらしいキャラクターだった。

■レイバック1.8L水平対向4気筒直噴ターボ(一部改良後Fタイプ)
最高出力:177ps/5200~5600rpm
最大トルク:30.6kgm/1600~3600rpm
WLTCモード燃費:14.1km/L

S:HEVは想像以上に速かった!

S:HEVの走りは想像以上だった
S:HEVの走りは想像以上だった

 続いてストロングハイブリッドのS:HEVプレミアムEXに乗り換える。サーキットだからと何の気兼ねなくアクセルを強く踏み込んでみると「速っ!」を叫んでしまうほどの出足の速さである。

 トヨタ車やホンダ車のNAガソリンからストロングハイブリッドに乗り換えた時ほどの差はないが、明らかに1.8Lターボより速い。

2.5L水平対向4気筒エンジンは160ps/21.3kgm、モーターは119.6ps/27.5kgmを発生する
2.5L水平対向4気筒エンジンは160ps/21.3kgm、モーターは119.6ps/27.5kgmを発生する

 S:HEVのパワートレーンは、2.5LNAの水平対向4気筒エンジンに、2モーターを組み合わせたもので、エンジンは160ps/21.3kgm、モーターは119.6ps/27.5kgmを発生する。システム出力では1.8Lターボよりも17psほど上回っている。

■E-BOXER S:HEV 2.5L自然吸気+電気モーター
エンジン最高出力=160ps/5600rpm
エンジン最大トルク=21.3kgm/4000~4400rpm
モーター出力=119.6ps/27.5kgm
WLTCモード燃費=19.0km/L

 さて全高を20mm下げたことでどう変わったのか? コーナーを普通に曲がっても体感はできないが、スピードを上げて強めのGをかけてみるとロールが抑えられているのが感じられるし、回頭性もいい。重心高が20mm低くなっただけなのだが、数値以上に軽快さを感じた。

 ダンパーの減衰力は1.8Lターボと同数値というが、乗り心地はターボより上質。リアダンパーロッドを延長してサスペンションストロークを拡大したことがいい影響を及ぼしているのだろう。

 とにかくハンドルを握り、意のままに操舵する感覚は走っていてほんとに楽しい。奥さんお子さんが後席に座ってもぐっすり眠れる上質な乗り心地も大きなウリになるだろう。このまま東京まで走りたくなった……。

S:HEVモデルの足回りについての資料
S:HEVモデルの足回りについての資料

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