BMWの屋台骨を支えてきた3シリーズが、ついに次世代へと踏み出す。キーワードは「ノイエクラッセ」。1960年代にブランドを救った歴史的名称を復活させ、電動化とデジタルを軸にした全く新しい3シリーズが2026年後半に登場予定だ。BMWの原点と未来が交差する注目モデルを読み解く!
文:ベストカーWeb編集部/写真:BMW
【画像ギャラリー】レトロモダンの極み! ノイエクラッセをたっぷり見てよ!(21枚)画像ギャラリーノイエクラッセの名に込められたBMWの覚悟
そもそもノイエクラッセとはドイツ語で「新しいクラス」を意味する言葉で、BMWにとっては特別な存在だ。1960年代初頭、この名称を冠したスポーツセダン群(名車2002を含む!)は、経営危機にあったBMWを救い、現在に続く「走りのプレミアムブランド」という評価を確立した。
その歴史的ネーミングを現代に復活させた背景には、単なるモデルチェンジではないという強い意思がある。
次期3シリーズは、電動化を前提とした新世代アーキテクチャを採用し、クルマの構造や思想そのものを刷新する存在になる。ノイエクラッセは懐古ではなく、BMWが次の時代へ踏み出すための宣言なのである。
プロトタイプが示した次期3シリーズの方向性
BMWはこれまで、ノイエクラッセを冠した複数のコンセプトモデルを公開してきた。セダンとSUV、それぞれのプロトタイプに共通するのは、無駄を削ぎ落とした力強い造形と、従来のBMWとは一線を画すクリーンなデザインだ。ちなみに電動SUVモデルのiX3が一足先に発表済みだが、ノイエクラッセの原点を考えるとやはり注目はセダン(とやがて登場するであろうツーリング)だろう。
新しいノイエクラッセだが、特にフロントマスクやキャビンの考え方は象徴的で、ドライバー中心というBMWの伝統を残しつつ、デジタル化による新しい操作体系を取り入れている。
なお新しい車台は、BEVとエンジンの双方に対応できるため、内燃機関モデルも作られる。タイミング的には電動モデルが先行するが、前後して内燃機関モデルも登場するだろう。
新型i3量産準備が示す2026年後半デビューの現実味
新しい3シリーズだが、上述の通り電動モデルのi3が2026年後半から量産を始める。すでに独ミュンヘン工場ではプレシリーズ車両の生産が始まり、最新設備を使った検証段階に入っている。この事実は、ノイエクラッセが構想段階を終え、現実のクルマとして動き出していることを示している。
もちろん走りが期待できることは間違いない。新型3シリーズは、電動化時代においても走る楽しさを失わないBMWらしいスポーツセダンになるはず。まったく新しいデザイン言語とともに、その姿がもうすぐ見られる。ドイツ車購入を考えてるなら、ノイエクラッセをひと目見てからでも遅くはないんじゃないだろうか!
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