オーナー自らがスズキ ジムニーノマドをレポート!! 手に入れてわかったアレコレ

オーナー自らがスズキ ジムニーノマドをレポート!! 手に入れてわかったアレコレ

 正式発表直前、SNSで情報を入手した吉川賢一氏はスズキ ジムニーノマドをすぐさま仮予約。それからおよそ11カ月……ついに待望の納車。ここでは、伝え聞く情報だけでは分からない、オーナーならではの「ノマド新発見」をご紹介しよう。

※本稿は2026年3月のものです
文:吉川賢一/写真:ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年4月10日号

【画像ギャラリー】これぞ大人の遊び心! スズキ ジムニーノマドの逞しい内外装ディテールと機能的コックピット!(20枚)画像ギャラリー

仮予約から11カ月でノマドがやってきた

注文からおよそ11カ月、ついに納車されたスズキ ジムニーノマド。2026年1月の一部改良前のモデルだ
注文からおよそ11カ月、ついに納車されたスズキ ジムニーノマド。2026年1月の一部改良前のモデルだ

 ジムニーノマドの人気ぶりは、その数値でわかる。2025年1月の発表直後から注文が殺到。約5万台もの受注を集め、わずか4日で受注停止という異例の事態に! 2026年1月30日からの受注再開後も、人気の高さは相変わらずのようだ。

 そして、私のもとにノマドが納車されたのは注文から約11カ月後のこと。納車までの顛末はコラムに譲るとして、目の前にノマドがある喜び!

 すぐさま触れて乗って「意外な気づき」もあったので紹介していきたい。

武骨な佇まいがモリモリ! 外観はやはりカッコいい

リアからも無骨なビシビシと感じが伝わってくる
リアからも無骨なビシビシと感じが伝わってくる

 ノマドを目の前にして、まず感じたのは「カッコいい!!」ということ。力強いフロントグリル、前後バンパーやフェンダーは樹脂むき出しで、いかにも武骨な佇まい。リアにあしらわれた「ノマド」エンブレムにも特別感がある。

 4ドアのぶん、フロントドアはシエラよりも小ぶりだが、狭い場所でも乗り降りがしやすいし、後席ドアの存在は、人を乗せる機会が少なくても、やはり「正解」だと感じる。カバンなどの荷物をさっと置けるだけでも、日常での使い勝手は確実に向上する。

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ルームミラーがやや低い位置に。慣れが必要だ

ルームミラーがやや低い位置に。気になる方は高さ調整可の社外部品を付けるまどして対応を
ルームミラーがやや低い位置に。気になる方は高さ調整可の社外部品を付けるまどして対応を

 運転席に乗り込むと、車内は横方向の余裕こそ限られるものの、シフトノブやギアセレクターが並ぶ様子は、まるで小さな作業場のようで、このクルマの性格をよく表している。メーターも視認性が高く実用重視の構成だ。

 運転席からの視界は良好だが、ルームミラーが低い位置にあり、最初はやや邪魔に感じた。もっとも、これは多くのジムニーオーナーが指摘している点でもあり、高さ調整できる社外品もある。私も交換を検討中だ。

高速道路での直進安定性は高いが……

ジムニーノマドのメーター。100km/h巡行時にはそれなりに気を配る必要もある
ジムニーノマドのメーター。100km/h巡行時にはそれなりに気を配る必要もある

 走りに関しては、おおむねイメージどおり。ハンドリングはステアリングギア比がスローなため、応答性も穏やか。

 その一方で高速安定性は高く、全体として安定性重視のセッティングといえる。ただし、100km/hでの巡行時には左右にふらつく挙動が出る場面もあり、多少の気遣いは必要だと感じる。

 乗り心地は、全体的にゆったりとした動きの味付けで、段差を越えた際もサスペンションはストローク感のある挙動を見せる。

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2026年1月の受注再開後モデルからACCが進化

ACCの作動速度は車速40km/hから
ACCの作動速度は車速40km/hから

 エンジンは発進直後のトルクが控えめで、巡航速度に達するまでの加速はかなり穏やか。約1.2tという車重や空力特性の影響もあるのだろう。4速ATではなく、5速ATであれば印象は変わったのでは、とつい考えてしまう。

 高速走行時の燃費は正直いいとはいえず、大人2名乗車で10km/L前後といったところ。アクセル操作にまだ慣れていない面もあるため、今後は穏やかな加速と燃費の両立を意識したアクセルワークを身に付けていく必要がありそうだ。

 ACCは標準装備されているが、作動するのは40km/h以上から。前走車に追従して停止まで対応する全車速追従型であれば、なおありがたかったところだ。

 2026年1月の受注再開後は、この点が改良されたモデルへと切り替わるといわれており、初期型を手に入れた私としては、正直うらやましく感じる。

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