元トラック乗りの漫画家・焦げ猫さんがジャパントラックショーでビックリ!! ニオイが消えるコートって何?

元トラック乗りの漫画家・焦げ猫さんがジャパントラックショーでビックリ!! ニオイが消えるコートって何?

 今は身体を悪くしてトラックを下りたけれど、焦げ猫さんはトラックが大好き。そんな焦げ猫さんに先ごろ開かれたジャパントラックショーを見てもらいました。早速に興味を引かれた製品は、ちょっと意外な物でした。

文/元トラック乗りにして漫画家の焦げ猫さん
写真/トラックマガジン「フルロード」編集部

日本フルハーフのブースで見つけたものは?

元トラック乗りの漫画家・焦げ猫さんがジャパントラックショーでビックリ!! ニオイが消えるコートって何?
画期的な消臭効果をアピールするフルハーフコート

 こんにちは、元トラックドライバーで、トラックマガジン「フルロード」」でマンガを連載させて頂いています焦げ猫です。今回は「ジャパントラックショー2026」の日本フルハーフさんのブースにてオモロイ体験をしましたのでレポートします。

 日本フルハーフといえば、トラックに架装する「箱」(ボデー、荷台とも言いますね)メーカーの中でも、知らないドライバーはいないトップクラスの企業ではないでしょうか。

 ドライバーの仕事をしていますと、荷台の使い勝手や耐久性は下手すると車両本体のエンジンやミッションの性能以上に気になるところです。

 「やっぱりフルハーフの箱がいい」という声はよく聞かれますし、わたしも同感です。「他社に比べてどこが?」というのは敢えて書きません。ジャパントラックショーのブースでは荷台の「素材」のお話を聞かせて頂きました。

 今、いろんなところで衛生環境が気にされており、「ニオイ」もそのひとつ。「光触媒」「銀触媒」などいろいろなものが商品化されてますが、いまフルハーフさんが開発・商品化に力を入れているのが「Fruehauf Coat(以下フルハーフコート)」というものです。

 コレの性能を実体験するのに、まず弁当箱みたいな密閉容器にアンモニアを含ませた綿を一定時間入れておき、容器にニオイを付けます。アンモニアといえば昔のボットン便所とか不潔なトイレ、一部のガラスクリーナーなどでご存じの方も多いと思いますが、ツーンとした刺激臭があります。

 綿を取り出した後の空容器の蓋を開け、ニオイを嗅いでみます。うん、確かにあのニオイですね。

アンモニアの嫌なニオイが消えた

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板を入れてシャカシャカ

 その後、「フルハーフコート」を塗った板と何も加工してない板(素材はおそらく荷台のパネルに使うもの?)を入れて蓋をし、シャカシャカとしばらく振ります。実際のトラックでは荷台の振動によって効果が発揮されるそうです。

 そして、その容器を開けてニオイを嗅いでみると、加工なしの板を入れたほうはまだアンモニア臭が消えてないのに、フルハーフコートを使ったほうは、あらフシギ、あの刺激臭が消えています。

 実は焦げ猫、身体を壊してトラックを降りたのですが、治らない難病を抱えていまして、数年前にそれで肝臓がイカれ始めてから汗のニオイがアンモニアを含んだニオイになってしまったんですよね。我が家は体臭レスの家系のはずなんですが、肝臓が毒素を分解し切れなくなったようで……。なので個人的にも「コレは画期的!」と思いました。

 病気じゃなくても汗のニオイが作業着や下着、シートや寝台に染みついて洗えないまま数日経って酷くなってしまって困っているドライバーさんも少なくないと思います。荷台だけでなく、トラックのキャブ内インテリアに使ってももちろんいいと思うんです。

 トラックの荷台に使う場合、液体なのでパネル等に塗料のように塗って使うそうです。効果は半永久的で、塩素系漂白剤等の強い薬品を使わない限り保つとのこと。

荷箱のニオイ移りを気にせず運べる

元トラック乗りの漫画家・焦げ猫さんがジャパントラックショーでビックリ!! ニオイが消えるコートって何?
こちらはフルハーフコートを施工した冷凍車の荷室

 フルハーフさんでは昔から冷凍車の箱も造りがよくて有名ですが、たとえば「魚や飼料を運んだあと、荷台を洗ってもニオイが残って帰り荷が制限されてしまう」なんてことがだいぶなくなるのではと思います。

 実際、原料のフレコンや薬品・食品を厳しく管理している荷主さんのところでは、受付で直近に積んだ荷物を確認され、ニオイ移りしそうなモノを積んで走っていた場合、仕事をキャンセルされることがあります。空荷になってもけっこうニオイが残るモノってありますからね。

 フルハーフコートをうまく使えばそういったシチュエーションが減るわけです。

 ただ、「フルハーフコートが消すのが苦手なニオイ」っていうのもあるそうです。例えばコーヒーの香りには無効とのことでした。コーヒー豆の袋や挽いた商品も積んだあと数日荷台が香りますが、悪いニオイじゃないので大して敬遠されないことが多いですよね。

 なので、今後も一層の研究と、他の手段と組み合わせる等の工夫がまだまだ必要と思われますが、とりあえず「クサイ」のが実験での体感どおり消えるならめっちゃ便利だなぁと期待されられる商品でした!

 ちなみに「光触媒」もニオイ対策としてすでに有名ですが、トラックの荷台内やキャビン内って光がほとんど当たらないので、充分に効果が出ません。そう考えると、やはりコレは画期的だと思います。

 以上、「アンモニア臭のする納豆やピータンを平気で食せる」焦げ猫からの実体験レポでした!

【画像ギャラリー】焦げ猫さんが気になった日本フルハーフの「フルハーフコート」(4枚)画像ギャラリー

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