トヨタ ヴォクシーを買うなら、快適利便パッケージはかなり悩ましいオプションだ。14万8500円という金額は軽くない。だが、子育て世代や荷物の出し入れが多い家庭なら、日々の小さな面倒を減らす効果は大きい。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、トヨタ
【画像ギャラリー】これはつけたい!! 新型ヴォクシー激推しアイテム(10枚)画像ギャラリースライドドアまわりの便利さは毎日効く!! 荷物と子どもがいる家庭ほど欲しい
ヴォクシーの魅力は、迫力ある見た目だけではない。家族ミニバンとして、乗り降りのしやすさがかなり大事だ。そこで効いてくるのが快適利便パッケージ(High)に含まれるハンズフリーデュアルパワースライドドア。スマートキーを持っていれば、フロントドア後端下側のセンサー部に足先をかざすだけでスライドドアを自動開閉できる。
これ、カタログで見ると「ふーん」で終わりがちだが、実際の生活では出番が多い。子どもを抱っこしている時、買い物袋を両手に持っている時、雨の日に急いで乗り込みたい時。手を伸ばしてスイッチを押すだけの動作すら面倒な瞬間がある。そういう時に足先で開けられるのは、ミニバンらしいありがたさだ。
もちろん、普通のパワースライドドアでも困らない人は多い。だがヴォクシーは日常でガンガン使うクルマ。毎日使う装備ほど、便利さの差がじわじわ積み上がる。快適利便パッケージは、派手なカスタムではなく、家族のストレスを減らす実用品と考えたい。
パワーバックドアは贅沢か? リアまわりの使い勝手で満足度が変わる
もうひとつの注目はパワーバックドアだ。S-Zにメーカーパッケージオプションとして設定され、車両側面両側に開閉スイッチを配置。クルマの横に立ったまま操作でき、ドアの開き具合を見ながら任意の位置で止められる。後ろに壁や別のクルマがある駐車場では、この安心感が効く。
ただし、ヴォクシーには手動で途中保持できるフリーストップバックドアも採用されている。だから「電動でなければ絶対に不便」というわけではない。価格を抑えたい人、荷室を使う頻度が少ない人なら、標準のままでも十分に使える。
それでも付ける価値が高いのは、買い物やベビーカー、キャンプ道具などを積む機会が多い家庭だ。さらに快適利便パッケージ(High)にはナノイーX、ステアリングヒーター、セカンドシートのシートヒーターやオットマンなども含まれる。前席だけでなく後席の満足度も底上げする内容だ。
結論として、ヴォクシーを短距離中心でシンプルに使うなら必須ではない。だが、家族で長く乗る、後席利用が多い、荷物の積み降ろしが多いなら付けて後悔しにくい装備だ。ヴォクシーは見た目で選びたくなるミニバンだが、快適利便パッケージを足すと、使うたびに「やっぱり便利」と思えるクルマになる。
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