セレナ オーテックラインは買いか? 2025年改良で加わった“見た目で選べる”新仕様

セレナ オーテックラインは買いか? 2025年改良で加わった“見た目で選べる”新仕様

 2025年12月のマイナーチェンジで、日産セレナに新たに加わったのがオーテックライン(AUTECH LINE)だ。読みはオーテックライン。ハイウェイスターVの使いやすさをベースに、さりげなく上質な見た目をプラスした新仕様である。派手すぎないけれど普通では物足りない。そんな家族にちょうどいい選択肢かもしれない。

文:ベストカーWeb編集部/写真:日産、オーテック

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ハイウェイスターVに11万円上乗せで専用感をプラス

V字風のグリルとなった新しいフェイスにメリハリのあるデザインがスタイリッシュなセレナ オーテックライン
V字風のグリルとなった新しいフェイスにメリハリのあるデザインがスタイリッシュなセレナ オーテックライン

 セレナ オーテックラインのガソリン2WDは333万8500円。ベースに近い存在となるハイウェイスターVのガソリン2WDは322万8500円なので、価格差は11万円だ。ミニバンのグレード差として見れば、意外と現実的な上乗せ額といえる。

 その11万円で手に入るのは、わかりやすい豪華装備というより“見た目の満足度”だ。専用フロントグリルフィニッシャーはダーククロム仕上げ。ドアミラーはメタル調フィニッシュとなり、専用16インチアルミホイールも備わる。リアにはオーテックライン エンブレム。標準のハイウェイスターVより、少し引き締まった雰囲気になるのがポイントだ。

 内装では専用シートを採用する。素材はテーラーフィットで、ブラックステッチ入り。セレナは家族で使うクルマだから、内外装の派手さよりも、毎日乗るたびに少し気分が上がるかどうかが大事。その意味で、オーテックラインはかなりいい線を突いている。

“全部盛り”ではなく“見た目で選ぶ”セレナという価値

オーテックラインの内装
オーテックラインの内装

 2025年12月改良では、ハイウェイスターVとルキシオンのフロントまわりが刷新され、セレナ全体の印象もグッと新しくなった。そのなかでオーテックラインは、上級感をさらにひと味足す仕様だ。標準車では少し物足りない。でも本格的なオーテックまではいかなくていい。そんな人に向く。

 セレナ選びでは、e-POWERかガソリンか、プロパイロットや後席快適装備をどうするかに目が行きがちだ。もちろんそれも大事だが、ミニバンは家の前に長く置かれるクルマでもある。毎朝見る、家族を乗せる、週末に出かける。そのたびに「この見た目、いいじゃん」と思える価値は案外大きい。

 結論として、オーテックラインはコスパ最優先のグレードではない。だが、ハイウェイスターVから11万円高で専用グリル、専用ホイール、専用シートまで手に入るなら、見た目買いとしては十分アリだ。2025年改良後のセレナで、実用性はそのままにちょっとだけ自分らしさを出したい。そんな人には、この新仕様がかなり刺さる。

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