2017年7月3日、ホンダが公式ティザーサイトでステップワゴンの追加モデル(ハイブリッド仕様)+マイナーチェンジの事前情報を公開しました。
以下、公式情報を紹介するとともに、自動車ディーラーを月に200店舗回り、そこで掴んだ情報を遠藤徹氏がお届けします!
※本情報は現在発売中の「ベストカー」7月26日号「遠藤徹の地獄耳スクープ」にも掲載されております
文:遠藤徹 写真:Honda
ベストカー2017年7月26日号(現在発売中)
■ステップワゴンのハイブリッドはスパーダのみに1タイプ設定
2015年4月に発売された現行型のステップワゴンが、2017年9月中旬にビッグマイナーチェンジを実施します。
その事前情報として、公式サイトにティザー情報が公開されました。
マイチェンの内容はハイブリッド車の追加とフロントマスクの変更、それに先進安全運転支援システム「ホンダセンシング」の機能進化となります。
注目のハイブリッド車はスポーツ&上級バージョンのスパーダのみに1タイプ設定。
スパーダはステップワゴンの販売の約80%を占める中心モデルで、上級タイプでもあるため、ハイブリッド車設定には好都合との判断によるもののようです。
ハイブリッドのパワーユニットは、オデッセイやアコードに搭載しているタイプと基本的に同一システムである2L&2モーター&リチウムイオンバッテリーの組み合わせ。
駆動方式は2WD車で、クラストップの低燃費と高い走行性能を両立します。
かつてクラストップの販売台数を誇っていたステップワゴンですが、現在は日産セレナ、トヨタヴォクシー/ノア/エスクァイアというライバル勢に、販売的にかなり苦戦している現状があります。
ここでマイチェンを実施し、販売を大きく立て直す方針をとってきました。
ハイブリッドの販売は月販2000台規模を目指し、シリーズ全体ではクラストップ奪還を図る構えです。
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