真冬の路面では、ほんのわずかな性能差が安心感を大きく左右する。では、最新スタッドレスタイヤは雪と氷の上でどこまで進化しているのか!? 毎年のように性能を磨き続けるヨコハマタイヤの新作をラリードライバーの新井大輝選手が旭川の雪上コースで徹底チェック!! 実際にハンドルを握ったからこそ見えてきた、驚きの進化と冬道で頼もしさを感じる理由に迫る!
文:新井大輝/写真:ベストカーWeb編集部、横浜ゴム
【画像ギャラリー】ラリードライバーも注目!? 新作「iceGUARD 8 SUV」のトレッドパターンがコレだ!(12枚)画像ギャラリー突然の電話で北海道へ!? 今年もヨコハマの雪上試乗がやってきた!
2026年の某日、ベストカーの敏腕編集部員のK兄さんから突拍子もなく電話が1本掛かってきました。
K兄「今年も北海道でヨコハマタイヤさんの試乗あるからお願いできる?!」
ひろき「すぐ予定確認しますね、電話繋いだ状態でちょっと待っていてください」
予定を確認すると行けそうな日程だったこともあり、二つ返事で行きますと言って現地へ向かうことになりました。毎年ヨコハマタイヤさんのスタッドレス試乗会は行かせていただいていることもあり、今回のメンバーも同じような感じだろうと思い胸を踊らせながら旭川のテストコースへ伺うことになりました。
氷点下8度の旭川で雪上試乗へ! え、でもK兄は!?
旭川飛行場へ着くと氷点下マイナス8度で肌に突き刺さるような寒さに懐かしさを覚えながら、一年ぶりの雪上試乗で心躍らせていたのも束の間、集まったメディアの点呼を取っていて気付きました……ベストカーWebからは自分1人だけだと。
いつもはK兄も来てくれて、あんな感じやこんな感じにして、ここをこんな感じと丁寧にアドバイスをくれるのですが、「もう1人でいけるっしょ!」ということで、1人で雪上試乗へ乗り込むことになってしまいました。
せっかくなので全幅の信頼をしていただいているという解釈をしておきましょう。笑
新作「iceGUARD 8 SUV」に求められた性能とは!?
さて本題へ入ります。今回はIce Guard 8 SUV(アイスガードエイトSUV)という新発売のタイヤになります。
毎年アップデートを入れてくるヨコハマタイヤの開発スピードには心底驚かされます。つまりそれだけヨコハマタイヤユーザーが多く、期待されているということだと感じています。
私の感覚からすると日本の雪は特に湿気を多く含む印象があり、加えて地域によって使用する温度域も異なることが多いので、ユーザーから求められるスペックも必然的に高くなりがちです。
私が昔住んでいた北欧の地域は、乾燥したパウダースノーでマイナス20~マイナス40度の温度域なので、タイヤは割とグリップしてしまいます。逆に日本は5度~マイナス10度の温度領域で雪が積もる地域がほとんどなので、湿気も多く含み、凄く滑りやすいです。
ユーザーが欲しがるタイヤへのリクエストを見ても絶対性能を重視していることがよく分かりました。
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