猛暑が続くこの夏、クルマの中での紫外線・暑さ対策は万全だろうか。日焼け止めやサングラスで対策している人は多いが、「窓ガラスに一度貼るだけ」で継続的にUVと熱をカットできるアイテムがあることは、まだあまり知られていない。自動車用ウインドーフィルム「WINCOS(ウインコス)」を展開するリンテック株式会社の調査によれば、女性ドライバーの約8割が運転中に何らかのUV対策を行っている一方、その中身は日焼け止めやサングラスが中心で、カーフィルムを対策として使っている人はわずか6%にとどまるという。さらに「フロントガラスにもカーフィルムを施工できる」ことを知らない人が半数を超えることも判明した。数字とともに実態を見ていこう。
文:ベストカーWeb編集部、画像:リンテック株式会社
【画像ギャラリー】フロントガラスに遮熱・UVカットフィルム貼れるって知ってた!?? 暑さ&日焼け対策「やってる人 6%」ってマジ?(3枚)画像ギャラリー女性ドライバーの8割「UV対策済み」でも中身は日焼け止め頼み
リンテックが2025年に実施した調査(男女200人対象、実施:株式会社アスマーク)によると、女性ドライバーの約8割が運転時に何らかのUV対策を行っていることが分かった。近年はUVケアへの意識が高まり、日常的な対策が当たり前になりつつあるが、クルマの運転中も例外ではないというわけだ。
![女性ドライバーの約8割が運転時にUV対策/自動車用ウインドーフィルムに対する意識調査[調査概要]調査期間:2025年3月, 2026年3月調査対象:男女100人(計200人)調査機関:株式会社アスマーク](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2026/09/01140402/ae46b1f460ee46f789c27b264a6cb421.jpg)
ただし、その内訳を見ると話は少し変わってくる。複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「日焼け止め」33%、次いで「アームカバー」23%、「サングラス」14%、「UVメガネ」5%、そして「UVカット機能付きカーフィルム」はわずか6%だった(「何もしていない」は19%)。
つまり「対策している」と答えた人の多くは、乗るたびに塗ったり着けたりする必要があるアイテムに頼っており、一度施工すれば継続的に効果を発揮するカーフィルムを使っている人は少数派なのが実態だ。「やってる人6%」というタイトルの数字は、まさにこのギャップを表している。
実はフロントガラスにもカーフィルムを施工できる
クルマのウィンドウにUV・遮熱対策でフィルム貼り……というと「サイド・リアガラスに貼るもの」というイメージが強いかもしれない。しかし条件を満たせば、フロントガラスにもカーフィルムを施工できることをご存じだろうか。
リンテックが2026年に実施した調査では、フロントガラスへの施工可否について「すでに貼っている、または貼る予定がある」と答えた人は16.4%、「知っているが貼りたくない・貼れない」が31.4%、そして「知らない」が52.2%と、半数を超える人がそもそもフロントガラスに施工できること自体を知らなかった(本企画担当編集者もなんとなく「貼っちゃダメなのでは?」と思っていた)。
背景には、フロントガラス・運転席側ガラス・助手席側ガラスについて、道路運送車両の保安基準でフィルムを貼った状態での可視光線透過率が70%以上必要と定められている事情がある。視界確保のための安全基準だが、この制約があるためにフロントガラスへの施工自体を諦めていた、あるいは選択肢として思いつかなかった人も少なくないとみられる。
こうしたニーズに対応するため、WINCOSでは高い透明性を保ちながら遮熱・UVカット機能を両立させた「IR-90HD」のようなフロントガラス対応タイプを用意している。リンテックは2024年8月にも遮熱性能を高めた新製品「IR-85HD」を投入するなど、この分野の製品開発を継続的に進めてきた経緯があり、フロントガラス対応フィルムは今後さらに選択肢が広がりそうだ。なお、施工後に基準の可視光線透過率を確保できるかはガラスの状態や施工方法にもよるため、実際の施工にあたっては専門の施工店への確認が欠かせない。



![自動車用ウインドーフィルムに対する意識調査[調査概要]調査期間:2025年3月, 2026年3月調査対象:男女100人(計200人)調査機関:株式会社アスマーク](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2026/09/01140531/38ed88c592be2168868839d46f615e26.jpg)
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