日本旅行は八木新宮線企画における新たな試みとして、「初の八木新宮線夜行運行と酷道・険道を行く十津川村営バス」を企画した。森閑とした深夜の山岳路線や、夜行運行だからこそ乗車可能となった酷道・険道を行く十津川村営バス各線の魅力が堪能できそうだ。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
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■何もかもがこれまでとは違うツアーだ!
奈良交通の八木新宮線は⽇本最⻑の⼀般バス路線として知られているが、今回の企画では大和八木を深夜 1 時に出発する初の夜行便を運行する。車両は同線でも臨時的に運行される⽇野ブルーリボンⅡ前扉車を充当し、山間に広がる暗闇を突いて走る路線車を楽しむことができる。
また夜行運行で早朝の十津川温泉に到着することで、普段は他地域からのアクセス困難な朝夕偏重ダイヤの十津川村営バスに朝ダイヤから乗車が可能だ。十津川村営バス行程では、早朝の瀞八丁線や⽇本三大“酷道”のひとつとされる国道425号を行く迫⻄川線などを踏破する。
極めて狭隘な山間路が連続する険道を抜け、終点・迫⻄川にある崖にせり出したバス転回・駐車スペース、通称「天空の車庫」へといざなう。本ツアーでは、十津川村営バス各線を定期便の増車扱いとして特別に2号車の運行手配を行う。
八木新宮線企画ではおなじみの八木新宮線定期便同様に運賃表・自動放送・整理券発行機を稼働させるほか(夜行区間は除く)、十津川営業所での自由撮影や、路線途中でのミニ撮影会も複数回設定し、バスファン垂涎のディープな路線バスの旅を提供する。
■ツアー概要
本ツアーの名称は、「初の八木新宮線夜行運行と 酷道・険道を行く十津川村営バス2日間」で、出発日および期間は10月31日(土)と11月14(土)発の2⽇間である。最少催行人員はいずれも25名で、自由行動中以外は添乗員が同行する。
旅行代金は1人様あたり、大人・小人同額で、位置無指定1名1席利用で42500円。1名2席利用 で58800円だ。なお、十津川村営バスは1名1席利用の自由席である。
■旅行行程
旅行行程は、1日目・大和八木駅[01:00]<八木新宮線(やまかぜ号経路・夜行)>━五条BC━上野地━十津川温泉[05:00]<送迎車扱>━田⼾橋<(十津川村営)瀞八丁線>━玉置川━滝<(同)国道線>━十津川温泉 [08:25]…自由行動…十津川温泉[11:40]<(同)迫⻄川線>━⻄中大⾕橋━迫⻄川━⻄中大⾕橋━ 十津川温泉<八木新宮線(やまかぜ号経路)>━本宮大社━新宮駅<送迎扱>━ホテル[18:10]
2日目は、ホテル[08:10]<送迎車扱>━新宮駅<八木新宮線(普通経路)>━本宮大社前━十津川温泉 [11:00] <(十津川村営)上湯川線>━大檜曽━寺垣内━大檜曽━十津川温泉[13:39] <八木新宮線 (普通経路)>━上野地━専用道城⼾━⻄吉野農業⾼校━五条駅━五条BC━近鉄御所駅━忍海/葛城 営業所━大和八木駅[19:40]。なお、五条駅または近鉄御所駅で離団可能。
申し込みは、「⽇本旅行メディア・アライアンス・トラベル営業部」ホームページからツアー 目次ページ経由で専用予約サイトへアクセスして行い、インターネットのみで受け付ける。貸切とはいえ、路線車で夜行運行という酔狂な乗車を望むのはマニアしかいない。そのマニアのために企画したマニアのためのツアーだ。
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