街乗りでは足まわりの硬さも感じられた新型アクアGRスポーツ。では、その専用チューニングは高速道路に持ち込むとどんな表情を見せるのか? パワートレーンこそベース車と共通だが、足まわりやステアリング、ボディ補強には専用メニューが満載だ。ロングドライブでじっくり走らせると、低・中速域では見えなかった意外な一面も!? オーナー目線で高速走行の良し悪しを確かめてみた!
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:トヨタ、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】アクアGRスポーツもついにホットハッチの仲間入りなるか!? 空力も効きそうなバンパーもいいぞ!!(6枚)画像ギャラリー116psでも120km/hまで余裕! 高速でも不満なしの動力性能
高速走行で新型アクアGRスポーツの真価を発揮!? 120km/h巡航下で専用チューニングの効果がここまで現れるとは……。ハイスピード領域での良し悪しをオーナー目線で本音レポートする。
1.5Lハイブリッドシステムの最高出力は116ps。大したことのないスペックだが、数字以上の性能を見せるのがアクア。合流加速でアクセル全開にすると、踏み始めから気持ちよく応答し、スルスルと速度が伸びる。
その後、合流レーンを余して120km/hに到達した。パワーユニット自体は基準車同様だが、弄る必要がないほどに十分な動力性能を持っている。バイポーラ型ニッケル水素電池がもたらすレスポンスも良き。
気になる点は各種ノイズの大きさ。3気筒エンジン特有の低音はうっすらと耳に届く程度だが、100km/h巡航でも風切り音はなかなか。後期型GRスポーツはポテンザからエコピアに変わったものの、ロードノイズだって小さくない。いずれも会話明瞭度をガクッと落とすほど騒がしいので、キャラクター的には静粛性を高めてほしいところ。
速度を上げるほど良さが出る! 専用足まわりは高速域で真価を発揮
POWER+モードの電動パワステ制御はGRスポーツ専用。やや重たいステアフィールが高速域では心地よく、リニアな応答性もイイ。ホールド性を重視したスポーティーシートも悪くないが、やはりスエード系の表皮ゆえに蒸れるのがネック。
専用チューニングサスペンション×17インチアルミホイールがみせるドライブフィールは基準車とは別格だった。120km/hで流しても車体がバタつかず、しなやかに路面を捉える。低・中速域では感じなかったフィーリングだが、まるで欧州ハッチバックのように車速が上がると良さが光り始める。
専用意匠フロントグリル+フロントサイドスポイラーは空力性能を追求したもの。おかげで接地感が増し、優れた直進性を見せる。上級グレード“Z”との車重差はわずか10kgだが、それ以上に重厚な走りを得たのはエアロバンパーの役割が大きい。
安定感も抜群で実燃費24.6km/L!
アンダーブレースやリヤバンパーリインフォースの追加は車線変更時に効果を実感。クルマ全体の挙動がリニアになり、安定しながら狙い通りのポジションにスッと収まる。スポーツカー的なキビキビさはないが、絶対的な旋回性能が高まったことをひしひしと感じられるハンドリングは痛快そのもの。
運転支援システム(レーダークルーズコントロール&レーントレーシングアシスト)はベース車同様。以前にもレポート済みだから割愛するが、競合のフィット・オーラには負けておらず、スイフトといい勝負に感じた。
最終的に880km走行して実燃費は24.6km/Lとなった。カタログ値(30.7km/L)との乖離が大きいのは残念だが、100km/h巡航を上限にすればもう少し伸ばせるだろう。
【画像ギャラリー】アクアGRスポーツもついにホットハッチの仲間入りなるか!? 空力も効きそうなバンパーもいいぞ!!(6枚)画像ギャラリー









コメント
コメントの使い方