2016年に日本市場から姿を消したフォードだが、それ以前には個性豊かなモデルが数多く正規販売されていた。では、当時の日本でフォード車はどんな存在だったのか? アメリカ車らしい魅力とともに、いま振り返りたい懐かしの名車たちを見ていこう!
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部、フォードほか
【画像ギャラリー】もういちど正規輸入始まってほしい!! かつてのフォード人気モデル現行種をイッキ見!!(13枚)画像ギャラリースポーツカーから実用車まで幅広くラインナップ!!
自動車の大量生産工程やアフターサービス体制など、現代の自動車産業の礎となったスタイルを構築した「モデルT」でも知られるアメリカの自動車メーカーであるフォード。日本でも馴染みのあるブランドではあるが、2016年に日本市場から撤退してから早くも10年が経とうとしている。
そこで今回は、過去に販売され日本でも多くのユーザーから注目を集めたフォードブランドの車種をいくつかピックアップして振り返ってみたい。
フォードといえばやっぱりコレ! 7代目まで続く大看板
フォードを代表する車種といってもさまざまなモデルが存在しているが、幅広い層にその存在が知られているのはやはりスポーティモデルの「マスタング」だろう。
1964年に初代モデルが登場したマスタングは、ユーザーの好みに応じて装備を選ぶことができる“フルチョイスシステム”を採用したことでも知られており、日本でも1970年に登場した初代トヨタ セリカが同様のシステムを導入したことも話題となった。
現在は2022年にデビューした7世代目が現行型としてラインナップされているほか、2019年に発表されたBEVのクロスオーバーSUVモデルにも「マスタング Mach-E」として車名が使われている。
90年代に一世を風靡! アメリカンカスタムの定番
そして90年代に青春時代を過ごしたクルマ好きであれば、一度は雑誌などで見かけたことがあるであろうモデルが「トーラス」だ。
現地ではミドルクラスの車種だったトーラスは、日本でもそれなりに扱いやすいサイズで、1992年に販売を開始した2代目モデルはワゴンを中心にアメリカンカスタムを好むユーザーから人気車種となり、当時はローダウンにメッキホイールという組み合わせが定番となって多く見かけるようになっていたのだ。
忘れちゃいけない人気SUVモデル!
またSUVモデルの「エクスプローラー」もフォードを代表する人気モデルのひとつで、日本で正規販売がなされた最後のモデルが2015年10月発売された、5代目モデルの後期型ということになっており、実質1年弱しか販売されなかった悲運のモデルでもあった。
このように高い知名度を誇りながらも日本から撤退という憂き目にあってしまったフォード。ただ、コアなファンはまだまだ少なくないようで、毎年わずかながら並行輸入という形で日本に新たなフォード車が輸入されているようなので、どうしても現行型のフォードが欲しいという人は、並行輸入業者に問い合わせてみるのもアリかもしれない。
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