圧倒的な車種・ラインナップを誇るトヨタ。既存モデルのモデルチェンジに加え、トヨタブランドでは「GR」シリーズの追加シリーズのラインナップ増強など、さらに新車投入の勢いは加速する。
特に今年後半から来年にかけては、フルモデルチェンジ・新型EVも多く控えている。ここではいま把握しているすべてのトヨタ情報を大放出する!!!
【画像ギャラリー】MIRAI、アクア、ランクル…!!! 登場待ち遠しいトヨタの新型ラインナップをギャラリーでチェック!!!
※本稿は2020年8月のものです
文・予想CG:ベストカー編集部/写真:TOYOTA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年9月10日号
■NEW MIRAI(2020年12月登場予定)
●後輪駆動の高級サルーン新型は12月に登場!
当初の計画では東京オリンピックに合わせて今年7月にデビュー、大会役員車などに使用することを念頭に置いていた後輪駆動になる新型MIRAI。当然開発は完了しており、あとはデビューのタイミングを待つばかり。
オリンピックが延期されたとはいえ、デビューもそれに合わせることはなく、今年12月に登場することになりそう。この間に、先進安全装備や自動運転に向けた技術のバージョンアップを図る。
■超小型EV(2020年12月登場予定)
●時代の声にこたえる小型EV
高齢化社会、そして地方における交通インフラ問題への対応として、トヨタが進めるのが超小型車規格に対応した2人乗りEVだ。
全長2490mm、全幅1290mmで最小回転半径は3.9m。1充電当たり100km走行可能というから、エリアを限定したコミューターとして高い機動力を発揮する。主にリース販売となる計画だ。
■NEWアクア(2021年3月登場予定)
●使い勝手を重視するコンパクトハイブリッド
現行型アクアの登場は2011年なので、すでに9年が経過。来年3月にも2代目へと進化する。
プラットフォームやパワートレーンは基本的にヤリスをベースとしながら、現行型同様ハイブリッド専用車となる。
スポーティさを強調し、後席や荷室をやや犠牲にしたヤリスに対し、新型アクアは後席スペースや荷室の広さなどを確保して、使い勝手のよさをアピールすることでヤリスとの差別化を明確にする。内外装のデザインもヤリスほどのアクの強さは感じさせないものとなる。
ややアクの強いデザインのヤリスに対し、新型アクアはソフトな印象となる
■プリウスGR(2021年4月登場予定)
●GRチューンの味をプリウスでも実感
プリウスPHVにはGRスポーツが設定されているが本家プリウスにはない。2018年末に実施されたプリウスのマイチェン時期と重なったため遅れていたというのがその理由。
当初の計画では、このフェイスリフトの1年後にGRスポーツの追加とされていたのだが、予定が遅れている。
これはプリウスの販売が計画より鈍く、GRスポーツの投入タイミングを再検討しているためだといい、開発自体はほぼ完了しており、いつでも出せる状態だという。デビューは来年4月頃と思われる。
当初の計画では昨年末にも登場していたプリウスGRスポーツ。いよいよ来年4月デビュー
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