2020年12月23日に発売され、順調な滑り出しを見せたといえる日産『新型ノート』に、なんと上級派生車が追加されるというとびっきりの情報をつかんだ!
日産としても失敗の許されない人気車とあって、かなり力を入れているノート。その派生車となると、否が応でも注目度は高くなる。今回は、現場を取材して判明した、ノート派生車の詳細情報を余すところなくお届けしたい!
文/遠藤徹
写真/編集部、NISSAN
【画像ギャラリー】現行ノートの写真から『ノート・オーラ』をイメージしてみよう!!
■日産が日本の国内市場を狙った派生車が登場! その名は「オーラ」!
日産は2021年2月23日発表、3月下旬の発売で『ノート』の上級派生モデル『ノート・オーラ』を投入する方向でスケジュール調整をしている模様である。
現行ノートをベースに全幅を40mm、全長を150mm程度拡大、延長した3ナンバーサイズで内外装をクオリティアップして仕立てた小型プレミアムモデルのコンセプトを採用。
パワーユニットは、ノートと同じ1.2L e-POWERだが、セレナ並みにパワーアップすることで、さらなる走りのポテンシャルアップを図っている。3ナンバーサイズの小型ハッチバックは国産同クラスではトヨタ『カローラスポーツ』、ホンダ『シビックハッチバック』、マツダ『マツダ3ファストバック』、スバル『インプレッサスポーツ』があり、比較的堅調な売れ行きを見せていることから、これらと対抗させるものと思われる。
日産はこれまでは同クラスで生産中止した『ティーダラティオ』を販売した経緯があり、こちらのコンセプトを復活させる狙いもある。新型ノートは2020年11月24日発表、12月23日発売で、まず1.2L e-POWERの2WD車を投入したが、2020年2月19日には4WD車とカスタマイズモデルのオーテックバージョンを追加設定する。ノート・オーラは2WD、4WD、オーテックを同時に設定、発売し、これによって同シリーズのフルラインアップ態勢を整えることになる。
ノート・オーラは、プラットフォーム&基本コンポーネントを新型ノートと共用するが、全長4195×全幅1735×全高1520mmで、ノートに比べると全長150mm延長、全幅を40mm拡大して3ナンバーサイズとしている。これらのサイズアップ分は前後バンパーの大型化、ワイドフェンダーの採用で実現しており、室内の居住空間の変更はない。
当面は1グレードだが、プロパイロットやタイヤのサイズアップ、専用アルミホイールを標準装備するなど装備を充実。パワーユニットは同じ第2世代の1.2L e-POWERだが、セレナ並みに15kW程度パワーアップし、足回りの強化と合わせてプレミアムモデルに応じた増強を図る。
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