初参戦した北米のタフレースで会社員ラリーストが見事初優勝!

初参戦した北米のタフレースで会社員ラリーストが見事初優勝!

 全米最長のオフロードレースと名高い「ベスト・イン・ザ・デザート ヴェガス・トゥ・リノ(Best in the Desert Vegas to Reno)」(2021年8月11日~14日開催/米国・ネバダ州)で、トーヨータイヤが誇るオフロードタイヤブランド「オープンカントリー(OPEN COUNTRY)」装着車両がクラス優勝を果たした。しかも、トヨタ車体株式会社に勤める会社員ドライバー、三浦 昂選手(チームランドクルーザー・トヨタオートボデー)が当レース初参戦ながらクラス優勝を果たすという快挙を成した。

文/ベストカーWeb編集部 写真/TOYOタイヤ

【画像ギャラリー】初参戦で優勝を飾った三浦 昴選手とマシンはコチラ!


初優勝を支えたトーヨータイヤのオープンカントリーSxS

北米で最も長い行程を走破するタフなオフロードレースで会社員ラリーストが初参戦&初優勝!
北米で最も長い行程を走破するタフなオフロードレースで会社員ラリーストが初参戦&初優勝!

 北米で最も長い行程(約800km)を走破することから、タフなオフロードレースと呼ばれる「ベスト・イン・ザ・デザート ヴェガス・トゥ・リノ」。同レースの参加者は、カジノの街として有名な「ラスベガス(ネバダ州南西部)」を出発し、荒涼とした土漠や砂漠、鋭利な岩肌の山岳地帯など過酷な路面を休むことなく走り続け、ゴールとなる街「リノ(同州北西部)」を目指す。

 三浦選手が出場したクラスは、ベスト・イン・ザ・デザートシリーズ独自の車両規格を定めたユーティリティ・タスク・ビークル(UTV)*車両で参戦する「UTV スポーツマンクラス」。過酷なコースゆえに、途中、リタイアするチームが続出する中、トーヨータイヤのオープンカントリー SxSの優れたパフォーマンスと耐久性に助けられ、幾多もの危機を乗り越え、完走。三浦選手にとって初の北米オフロードレース参戦でクラス優勝をもたらすこととなった。

*ユーティリティ・タスク・ビークル(Utility Task Vehicle)=アウトドアスポーツなどに用いられるオフロード車両。一人乗りのオートバイやバギーに対し、座席が横に並んでいることからサイド・バイ・サイド・ビークル(Side by Side Vehicle=SSV)とも呼ばれる。

三浦 昴選手~クラス優勝コメント

レース独自の車両規格ユーティリティ・タスク・ビークル(UTV)車両で参戦した「UTV スポーツマンクラス」でクラス優勝を果たす。
レース独自の車両規格ユーティリティ・タスク・ビークル(UTV)車両で参戦した「UTV スポーツマンクラス」でクラス優勝を果たす。

「今回初めて北米のオフロードレースに参戦させていただき、数えきれないほど多くの発見がありました。北米オフロードレース未経験の日本人選手の挑戦をサポートするという、トーヨータイヤ様の新たな取り組みに関われたことを光栄に思うとともに、私にこのような世界の舞台へチャレンジする機会を与えてくださったことに感謝しています。

 500マイルという果てしない道のりは、タイムを競う緊張感とあらゆる試練の連続でした。決して容易なものではありませんでしたが、素晴らしいチーム体制のおかげで、必ずゴールできると信じ、自分のパフォーマンスを発揮することに集中できました。また、トーヨータイヤ様に供給いただいた「オープンカントリー SxS」が、あの過酷なルートをノーパンク、無交換で私の走りを支え、クラス優勝という最高の結果に導いてくれました。ご声援ありがとうございました!」

次ページは : 三浦 昴選手を初優勝へ導いたオープンカントリーシリーズとは?

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