2021年1~6月の累計販売台数は35,551台。車名別販売台数ランキング(登録車)9位で、ベスト10に唯一入っているホンダ車がフリードとなる(フィットは同期間29,686台で12位。もっとがんばってください…)。
コンパクトな3列シートミニバンで、使い勝手や買い得感の高さが魅力。
いまやホンダの大黒柱となっているフリード、「ちょっと気になる」、「ほしいかも」と思った方がディーラーへ出向く前に読むとすごくためになる記事を作成いたしましたので、ぜひ参考にしてください!
文/諸星陽一
写真/HONDA、TOYOTA
【画像ギャラリー】ホンダフリード 累計販売台数100万台突破!! 安定した人気でトヨタシエンタを追撃!!
■ホンダフリードのマイナーチェンジ情報
初代フリードは2008年にそれまでのモビリオに代わって登場した5ナンバー3列シートミニバンです。当時はフリードのグレードに2列シートモデルの「FLEX」が存在していました。2011年のマイナーチェンジで「FLEX」を廃止し、2列シートモデルは「フリードスパイク」に統合されました。2016年にはフルモデルチェンジを受け、現行モデルとなります。
現行モデルでは3列シート車がフリード、2列シート車がフリードスパイクから名前を変えてフリード+(プラス)となりました。+の名を持つモデルのほうがシート列と乗車定員が少ないので、車種を勘違いしがちです。今回は3列シートモデルのフリードのみを扱います。
最新の変更は2019年10月に行われたマイナーチェンジです。
このマイナーチェンジでは、クロスオーバーテイストにあふれたスタイリングをもつ「クロスター」というグレードが追加され、ノーマルグレードとクロスターグレードの2本立て構成となりました。ノーマルグレードのエクステリアではフード、グリル、バンパーやロアグリルの形状を変更。オプションとなるアルミホイールのブラック部分がダークグレーに変更されました。
インテリアでは、従来から採用しているウッドパネルをウォールナット調とすることで質感がアップされています。クロスターグレードでは、専用グリルや前後バンパー、LEDフォグライト、ルーフレール、アルミホイール、専用色のドアアウターハンドルやドアミラーを採用し、クロスオーバースタイルに仕上げられています。クロスターはインテリアでも専用のプライウッド調パネルを採用するとともに、汚れの目立ちにくいデジタル柄の専用コンビシートとすることで、アウトドアライクな仕上げとしています。
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