遡ること約8年前、滝川クリステルさんの五輪招致プレゼンテーションで大きな話題になった「O・MO・TE・NA・SHI(おもてなし)」。
たしかに“おもてなし”は世界に誇る日本独自の文化であり、実はその精神は日本車に相通じる部分も多かったりする。そこで、ここでは人気のSUVに話題のEV、さらにはおもてなし感があって当たり前の高級車に至るまで、かゆいところに手が届くおもてなし感がハンパない5台を厳選して紹介しよう。
文/FK、写真/スバル、トヨタ、日産、ホンダ
【画像ギャラリー】乗ってて楽しい、安心なクルマを厳選!(27枚)画像ギャラリー飛行機のファーストクラスをも超える!? アルファードの快適居住空間
高級車の新しい概念を創造したアルファードこそ、贅を尽くしたおもてなしの精神をそこかしこに感じる1台ではないだろうか。
「豪華・勇壮」をテーマに2015年1月に登場した3代目の現行モデル中、とくに注目なのは最上級グレードのExecutive Loungeだ。
くつろぎの空間である後席を重視したExecutive Loungeは傷の少ない良質の原皮を使用して塗装の膜を薄く丁寧になめすことで皮本来の柔軟性や風合いを引き出すプレミアムナッパ本革シートの採用をはじめ、伸ばした脚をゆったりと受け止める電動伸縮調整が可能なパワーオットマン、3D木目調パネルや金属調素材をあしらった格納式テーブルといった至福のひとときをもたらす装備が充実。
他にも快適温熱機能とベンチレーション機能を兼備したフロント&セカンドシート、13.3インチリアシートエンターテインメントシステム、アームレスト格納式集中コントロールスイッチ、ウォークインレディスイッチなど、そのおもてなしぶりは枚挙に暇がない。
一度乗ってみれば理解していただけるだろうが、広くてゆったりした快適すぎる乗り心地は飛行機のファーストクラス並み、と言っても過言ではない。
キックスの特別仕様車はアクティブなアウトドア派のアナタにピッタリ!
空前のアウトドアブームに沸く昨今、そんな世相を反映するかのように2021年11月2日にキックス コロンビアエディションが限定500台で登場。
日産が総合アウトドアメーカーのコロンビアスポーツウェアジャパンと共同企画したこの特別仕様車もまた、アウトドアユーザーに対するおもてなしがハンパない。
精悍さを演出するブラックスタイルパッケージを装備したエクステリアもさることながら、それ以上に目を惹くのがこの特別仕様車だけに与えられたインテリアのオリジナルアイテム。耐水性に優れた305デニールのCORDURA(R)fabricを使用したラゲッジシート、シートバックポケット、フロントシートエプロンは生地に防水加工が施されていることもポイントで、アクティブなアウトドアシーンで活躍すること間違いナシ。
また、コロンビアの代表的なプロダクトとして知られるマルチポケットフィッシングベストを彷彿とさせるシートバックポケットは大小のポケットが配されていて使い勝手も抜群だ。
熱を放射して車内の温度上昇を抑えるRadi-Cool社製の放射冷却技術を採用したサンシェードも真夏のアウトドアシーンで重宝するだろう。
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