ワンコとドライブするなら、ホンダフリード+がオススメの3つの理由

ワンコとドライブするなら、ホンダフリード+がオススメの3つの理由

 コロナウイルス拡大による、半導体不足や流通の遅延によって新車の製造に影響が出ている中、一般社団法人自動車販売協会連合会が発表した2021年11月の新車販売台数では、上位10台のうち、トヨタ車が7台を占めている。

 コンパクトカーのヤリスからLサイズミニバンのアルファードまで様々なカテゴリーで強さを見えるトヨタだが、苦戦しているカテゴリーもある。

 まず一つがステーションワゴン。2021年10月の新車販売台数では、トヨタカローラツーリングとスバルレヴォーグが拮抗している。そしてもう一つがコンパクトミニバンだ。

 コンパクトミニバンではトヨタシエンタをホンダフリードが上回っている。この理由は先進安全装備の充実度そしてハイブリッド車でも4WDを選べるという差がある。

 加えてフリードは、3列シート仕様に加えて、2列仕様の+(プラス)を設定。シエンタも2018年に行ったマイナーチェンジの際にファンベースという2列シート仕様を追加している。

 実は、このフリード+がワンコと一緒にドライブするのに最適なクルマとして好評となっている。そこで、今回はイクラとタツロウという2匹のミニチュアダックスフンドに手伝ってもらいフリード+のオススメのポイントを検証してみた。

文、写真/萩原文博

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超低床な荷室が特徴のハイトワゴン

マイナーチェンジ後のフリード+のフロントスタイル
マイナーチェンジ後のフリード+のフロントスタイル

 現行型フリード+はフリードスパイクの後継モデルとして、2016年9月に登場。全幅1,695mmの取り回しのしやすい5ナンバーサイズのボディに、5人乗りの2列シートと大きな荷室を確保している。

 フリード+の特徴は、開口部地上高を335mm(2WD車)という超低床化を実現。背の高い荷物を乗せられるだけでなく、軽量・高強度のユーティリティボードを使用しての多彩なシートアレンジも可能。

 ダブルフォールダウン機構を採用した6:4分割式のリアシートを倒すと、セミダブルサイズのマットトレスが敷けるフルフラットな空間が出現。さらに、フラットスペースの下には床下収納のスペースが確保されるなど高い車中泊機能を誇っている。

 フリード+のインテリアは、「Wonder Pack Interior」をコンセプトに幅広い使用シーンを想起できる「ツール感」を表現。モノトーン基調のインテリアカラーにより、3列シート車とは異なる世界観を表現している。

 搭載されているパワートレインは、1.5L直列4気筒直噴DOHC i-VTECエンジン+CVT。そして、1.5L直列4気筒アトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジン+1モーター内蔵7速DCTというスポーツハイブリッド i-DCDの2種類。

 駆動方式は、滑らかな走りと電子制御のディファレンシャルにより、雪上での走破性を向上し、安心感を高めているリアルタイムAWDを採用。ガソリン車だけでなく、ハイブリッド車も選べるのが魅力だ。

 安全装備では、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を搭載。衝突軽減ブレーキのCMBSをはじめ後発進抑制機能(前方)、車線維持支援システムのLKAS、高速道路での追従走行が可能なアダプティブクルーズコントロールなど8つの機能を搭載している。

 2019年10月にフリード+はマイナーチェンジを行い、内外装の変更に加えて、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全グレードに標準装備。さらに、後方誤発進抑制機能を追加した。そして、新グレードとしてクロスオーバースタイルの外観が特徴のクロスターを追加している。

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