派手なとんがったクルマはなんとなくオラオラ感があって、お世辞にも洗練されているとは言えない……と、思っている人は多いのではないだろうか? そんな人たちが求めているのは、控えめながら、見る人が見ると「おっ!」と思ってくれるようなクルマではないだろうか。
ここでは、「センスいいね」、「わかってるね」と思われること間違いなしの、埋もれがちだが、キラリと光るものが感じられるクルマを厳選。好みの一台探しに苦労している人は、候補車として考えてみてほしい。
文/藤原鉄二、写真/スズキ、ホンダ、マツダ、FavCars.com
【画像ギャラリー】センスが光る! かっこいいにはワケがある!!(29枚)画像ギャラリースズキ クロスビー(2017年~)
遊べる軽クロスオーバーSUVとして登場したハスラーが人気を博すなか、2017年に登場したのが小型クロスオーバーワゴン、クロスビーだ。プラットフォームはソリオ/ソリオバンディット、イグニスとの共有。外観はハスラーを彷彿とさせるが、ハスラーとのメカニカルコンポーネントの共有はない。
販売台数はライバルと言われることが多いトヨタ ライズには及ばないものの、アベレージヒッターとして、登場以来、安定したセールスを持続している。
クロスビーのお薦めポイントは、見た目以上に広い室内空間だ。特に、室内長の長さが魅力で、片側シートのみ倒してサーフボードや家具などの長尺物を積載することができる。この使い勝手の良さは秀逸だ。オプションでベッドクッションを購入すれば、快適に車中泊を楽しむこともできる。
エンジンは、スズキ初となる1.0リッター直噴ターボエンジンとマイルドハイブリッドの組み合わせ。レスポンスが良く、場所を問わずストレスを感じずに乗れるエンジンだ。
また、最低地上高は180mmを確保。この雪道やラフロードでも安心して走れるゆとりのロードクリアランスもアウトドア派のユーザーにとっては心惹かれるポイントだろう。
可愛らしいエクステリアデザインは女性に好評だ。また、2トーンルーフ6色、モノトーン3色に加え、ルーフとドアスプラッシュガードのカラーパネルを組み合わせた3トーンコーディネート2色、全11パターンからボディカラーを選べるという点もセンス重視派ユーザーの心を掴んでいる要因だろう。
街乗りからアウトドアフィールドまで、幅広く使えてスタイリッシュ。クロスビーの販売が堅調というのもナットク!
コメント
コメントの使い方