毎月200店以上の新車ディーラーを回り、「生」の新車情報を届けてくれる流通ジャーナリストの遠藤徹氏。
今回はトヨタ シエンタ、時期型トヨタ プリウスなどの新型車投入時期と、日産 ノートシリーズの一時オーダー停止、ホンダ ヴェゼルの気になる納期など、遠藤氏自らの足で入手した情報をまとめてお届けします!!
※本稿は2022年8月のものです
文/遠藤徹、予想CG/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年9月10日号
■トヨタ、次期型プリウスは今年12月下旬に投入の見込み
トヨタは、今年12月下旬にプリウスをフルモデルチェンジする方向でスケジュールを調整している模様です。さらに、プラグインハイブリッドのプリウスPHVも同時に一新します。
次期型はより進化させたTNGAプラットフォームを採用し、パワーユニットは改良型1.8Lハイブリッドを搭載します。
現行モデルはすでに生産を打ち切っており、次期モデルの先行予約は11月下旬に開始する見込みです。
■トヨタ、2023年の新型車はアルファード、クラウンスポーツ、C-HR?
トヨタは2023年の新型車として、5月にアルファード、7月にクラウンスポーツ、10月にC-HRをそれぞれフルモデルチェンジするという情報があります。
ランドクルーザープラドも本来は来年が世代交代の時期ですが、兄貴分のランドクルーザー300の納期遅れの影響で、フルモデルチェンジを1年程度先送りする見通しとなっています。
次期型アルファードは、新開発のTNGAプラットフォームを採用し、パワーユニットなどの基本コンポーネンツは新型クラウンとの共用がかなり多くなります。
C-HRはキープコンセプトですが、現行モデルよりも全高をやや高めて、室内の居住空間を拡大するのが主な変更ポイントになりそうです。
■新型日産 エクストレイルの売れゆきは好調な滑り出し
日産が7月20日に発表、7月25日に発売した新型エクストレイルの受注は好調な滑り出しで、納期は7月下旬現在で早くも5カ月待ちの今年12月まで延びています。
今後はさらに納期が長期化しそうな趨勢となっています。
なお、今のところ受注は最上級グレードの「G」に集中しています。
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