車両本体だけで370万円と高額なプライスながら、最上級グレードを激推しする記事が多いように思う。ちょっと高い気もするが、実は専用装備だらけなのだ。なにもオーディオが……という類ではなくガラスや遮音材など超細かい部分が全然違う!! 新型プリウスの最上級グレードを推せるワケ教えます!!
文・写真:ベストカーWeb編集部
■最上級グレードだけ選べる必須のアイテムも!!
大注目の新型プリウスは全3グレードをラインアップ。価格は275円~370万円(FFモデル)とかなり幅が存在する。そして今回初採用となった2リッターモデルは320~370万円となっており、50万円もの価格差が存在するのだった。
だが、様々なメディアで買いは最上級のZだ!! といった内容を目にするが、本当にそうなのか!?
新型プリウスのZグレードは12.3インチの超大型ディスプレイオーディオに自動防眩ミラー。そして前席ベンチレーションなどがすべて標準装備。ちなみに1997年に登場して以来、ベンチレーション機能が付いたのは史上初!!
そしてZだけ選べるブラインドスポットモニター、前後方録画するドラレコなど、特別感満載なのだった。これだけでもZがイイのでは? と思えるほどの充実っぷりである。
■ガラスも違う!? 車内の快適性はZが随一
でも実はそれ以外に細かい部分でも差別化を敢行!! まずはフロントのサイドウィンドウがすべて合わせガラスに変更。遮音材もほかのグレードより多く投入しているという。得筆すべきはエンジンルームと車内を隔てるダッシュパネルに装着されるダッシュインナーサイレンサーにも秘密が!! その中にゴム板を追加し、車内に雑音をより侵入させない工夫も施されているのだ。
ちなみに2009年にデビューした3代目プリウスは上からG・S・Lという順であり、最廉価盤のLは燃費追求すべく遮音材などを極限まで減らしていた。今回の新型プリウスの最上級グレードZはいわばその逆で、より快適性を高めているというワケ。
もちろん合わせガラスの採用も車内への雑音の侵入を防ぐためで、新型プリウスの中でもっとも静かな仕上がりなのだ。
370万円という価格は決して安くはないが、大型ディスプレイなどが標準装備な点。そして超細かい部分の差別化まで図っているなど、トータルで考えればほかのグレードよりむしろお得感満載なのだ。そう考えると新型プリウスを買うならZだ!! と十二分に推せるというワケです。
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コメント
コメントの使い方プリウス新型の中古が既に大量に出てるみたい。評論家絶賛の車は売れないのジンクス通りなのか。
シートベンチレーション、50系後期のAプレミアムには 装備されていたと 思いますけども……