ユニークなサウナカーが大集合! 民放のTBSによるイベント、都市型屋外サウナフェスとなる「赤坂サウナ祭り」が2023年3月18日、スタートした。開催直前の3月17日にプレスデーが設けられ、さっそく編集部員が体験してきたのでレポートしよう。
文、写真/ベストカーWeb編集部
■関東地方初上陸の路線バス型サウナカー「サバス」などが赤坂に登場!
今やブームどころか、もはや完全に定着しているのがサウナ。日本でも感度の高い若者を中心に新たなムーヴメントとなっているが、サウナの本場である欧州では新たに自由な発想のサウナが続々と登場しており、各国での観光資源となっている状況。
赤坂サウナ祭りは、そもそもTBSの社内新規事業提案制度「TBSグループビジネスチャレンジ」で生まれたサウナ事業プロジェクトの「赤坂サウナプロジェクト」が発端。これまでにサウナビジネスに特化したYouTubeチャンネルや移動式サウナカーの製作、BS-TBS番組『旅するサウナ』の制作などが行われてきたのだが、今回のサウナフェスイベントはその集大成といえるものだ。
このイベントには野外サウナフェスならではのユニークな移動型サウナカーが会場に大集合。BS-TBSで放送されていた『旅するサウナ』で使用されていた「旅するサウナ号」(ハイゼットトラックの荷台を改造)をはじめ、同じ軽トラを使った「TOY101」(こちらもハイゼットトラックを使用)、高温サウナとアイスサウナの二刀流が楽しめる「SAUNA FREEZER」、さらに引退した路線バス車両を改造した「サバス」が関東地方初上陸しているのが注目ポイント。
旅するサウナ号は、赤坂サウナプロジェクトがフィンランドサウナクラブと共同製作した車両でハイゼットトラックの荷台に、国内サウナの北の聖地「白銀荘」の天井板やアウトドアサウナの先駆けである「SaunaCamp.」のサウナストーブ、横浜のサウナ聖地「スカイスパYOKOHAMA」のサウナストーンが奢られている。BS-TBS『旅するサウナ』で全国を訪れた。
また、サバスは兵庫県姫路市の「神姫バス」社員が起業してサウナ検索サイトの「サウナイキタイ」と組んで製作したバスをそのままサウナにしたもの。降車ボタンを押すとサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」の演出がある。
さらにサウナ&カプセルホテルのウェルビーなどを手掛けたサウナビルダーの小野氏が4トントラックの冷凍車を改造してモバイル型のサウナ、「SAUNA FREEZER」はサウナ室以外に文字どおりマイナス30度のアイスサウナも併設されている。
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