2023年8月、今シーズンのアメリカンラリー初戦のオジブワフォレストラリーに参戦した現行型WRX(日本名:WRX S4)のラリーカーがデビューウィンを飾った。やはりWRXはラリーフィールドがよく似合う!
文/ベストカーWeb編集部、写真/スバルモータースポーツUSA
■いきなりデビュー戦で総合優勝!
ドライバーのブランドン・セメヌク、コ・ドライバーのキートン・ウィリアムズによる「#180チーム」は、アメリカンラリーアソシエーション(ARA)チャンピオンシップのオープン4WDクラスに参戦し、2023年8月24〜25日開催のオジブワフォレストラリーでレースデビューを果たした。
その結果、次世代のスバルWRXラリーカーがデビュー戦のラリーで優勝し、2023年のオジブワフォレストラリーで1位を獲得した。ドライバーのブランドン・セメヌクとコ・ドライバーのキートン・ウィリアムズは勝利を収めただけでなく、アメリカラリー協会(ARA)選手権で2連覇を達成。
同月24日には今回のラリーが始まり、長くてスピードの速いステージがイベントを開始。この日はセメヌク、ウィリアムズ、そして新しいラリーカーにとって初の競技日となり、金曜日の8つのステージでトップタイムをマーク。まったく新しいプラットフォームのWRXラリーカーにとって目覚ましいデビューとなった。
翌25日の残りのステージは、狭くて岩だらけのトレイルのなかで行われた、より短く、より技術的に要求の厳しいコースだったが、一日の終わり近くにマシンのタイヤがパンクしたものの、すぐに解決。セメヌクとウィリアムズは、新しいWRXラリーカーを総合1位でフィニッシュし、2023年のARAチャンピオンシップ総合優勝を飾った。
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