10月3日、クラウンスポーツが正式発表されたが、六本木ヒルズアリーナの発表会場にはクラウンセダン、クラウンエステートも展示されていた。クロスオーバーも含めればクラウンシリーズ4台が出揃ったことになる。ここではクラウンセダンについて現地で撮影した写真とともに実車を見た印象をお伝えしていきたい。
文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、トヨタ
■新型クラウンの実車を見たら想像以上にカッコよかった
10月3日、本日正式発表となったSUVのクラウンスポーツだが、発表会場にはクラウンセダン、クラウンエステートも展示されていた。
シルバーのクラウンセダンは2023年5月にプロトタイプが富士スピードウェイに展示されていたが、今回はそれに続く実車展示となった。
ニッポンのセダンといえばクラウン。全幅は1800mmを超え、全長も5mを超えた。未来的なデザインで、いわゆる“おっさんセダン”のような部分はあまり感じられない。さっそく実車を見ていこう。
FFベースのほかのクラウンシリーズとは違って、駆動方式はFR。MIRAIやレクサスLSと同じFR高級車向けのGA-Lプラットフォームをベースに仕立てたもので、ロングノーズ、ショートデッキのFRのラグジュアリーサルーンらしい、実に美しいプロポーションである。
今回、2023年4月に発表されたスペックから新しい情報は更新されていないが、ボディサイズは全長5030×全幅1890×全高1470mm。このディメンジョンは大きく変わることはないだろう。
ひとまず写真を見ていただきたい。最新のトヨタデザインの潮流、ハンマーヘッドデザインの横一文字ヘッドライトに、ブロンズに加飾された縦グリルの数は26本(数えました)。
ヘッドライトを点灯させると3つのLEDライトが光る。このあたりはクラウンクロスオーバーとあまり変わらないが、網目グリルのクラウンクロスオーバーに比べて縦グリルのクラウンセダンのほうが数倍も迫力がある。
リア回りは左右のテールライトをつなぐ横一文字テールライトとなっており、トランクルームを開ける際はCROWNのNのロゴの下にトランクを開けるスイッチが設定されている。ドアの開閉音は重厚感があり、なかなかいい感じ。
ボディカラーは会場に展示されていたシルバーメタリックをはじめとして、フォーマルでもパーソナルまでカバーするよう、ホワイト、ブラック、シルバー、グレー、ネイビー、ブランドの6色から選べるそうだ。ちなみにクラウンセダンだけプレシャスパールブラックを設定したそうだ。
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