ミニバンや大型SUVがVIPカーとして使われるようになった最近でも、センチュリーの存在感は抜きん出ている。やはりセダンタイプの威容は格別だ。しかし昔はトヨタ以外にもVIP御用達のセダンは存在した。日本VIPカーの歴史を振り返る。
※本稿は2024年4月のものです
文/ベストカー編集部、写真/TOYOTA、NISSAN、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年5月10日号
■プレジデントにデボネアもあった……VIP御用達セダンは何処へ
いまや日本車で真の高級車と呼べる、本格的なVIPカーを用意しているのはトヨタだけになってしまったが、以前はトヨタと双璧をなす日産に、センチュリーのライバルともいえるプレジデントがあった。
いや、1967年に登場したセンチュリーよりも、1965年にデビューしたプレジデントのほうが早くに登場していたのだ。
プレジデントは1990年に3代目へとモデルチェンジしたが、これは前年デビューしたインフィニティQ45とコンポーネンツを共用したものだった。
三菱デボネア→プラウディア/ディグニティもVIPカーだった。
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