ホンダの[新型WR-V]が高コスパ!! カロクロ超えの1位は? 各社コンパクトSUV勢のオススメ

ホンダの[新型WR-V]が高コスパ!! カロクロ超えの1位は? 各社コンパクトSUV勢のオススメ

 コンパクトで使い勝手のいいSUVが人気だが、ネックとなるのは高額化する車両価格。そこでここでは、パワーユニットの種類で「ガソリン&ディーゼルの純内燃機関」と「ハイブリッド」の二種に分け、それぞれのオススメベスト3を選んだ!!

※本稿は2024年4月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:スバル、ホンダ、トヨタ、マツダ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年5月26日号

■純内燃機関編(ガソリン&ディーゼル)

ホンダ WR-V(X・2WD)209万8800円
ホンダ WR-V(X・2WD)209万8800円

 電動機能を備えないコンパクトSUVは、価格の安さが特徴だ。そこで200万円前後の車種を選んだ。

 最も注目される1位はWR-V・X。最も安価なグレードだが、衝突被害軽減ブレーキ、運転支援機能、サイド&カーテンエアバッグ、フルオートエアコンなどを標準装着して価格を209万8800円に抑えた。

 中級のZと比べて、18万円相当の装備を省いたが、価格は約25万円安い。Xは210万円以下の設定とするため買い得度を強めた。後席も広く、生産国となるインドの好みに合わせて座り心地も柔軟で快適だ。1.5Lエンジンにも余裕があり、快適性と実用性はミドルサイズSUV並みだ。

 2位はライズ・G。全長は4m以下で、SUVでは珍しい5ナンバー車だが、大人4名の乗車は充分に可能だ。2WDの純ガソリンエンジンは直列3気筒1.2Lだが、車両重量が1トン以下だからパワー不足は感じない。

 中級グレードのGは、実用装備を充実させて価格が186万7000円だから、コンパクトカーのヤリス1.5Gを下まわる。

 3位はCX-3・15Sツーリングだ。全長4300mm以下に抑えたコンパクトSUVだが、走行安定性に優れ高速や峠道でも安心して走れる。

 また、後席は狭いものの、インパネの質感も高く、クルマ好きのユーザーも満足できる。

■ハイブリッド編

スバル クロストレック(ツーリング・2WD)266万2000円
スバル クロストレック(ツーリング・2WD)266万2000円

 コンパクトSUVでも、ハイブリッドになると、上級グレードの価格が300万円を超える車種も多い。

 そこで1位にはクロストレックを選んだ。全車が水平対向4気筒2Lのeボクサー(マイルドハイブリッド)を搭載して、ツーリングは、アイサイトコアテクノロジーなどの装備を充実させながら価格が割安だ。

 4WDは舗装路での安定性に優れるが、ヘッドランプウォッシャーなども併せて装着する。そのため、価格が2WDに比べ22万円高い。これがもし割高に思える時は、2WDを選ぶ方法もあるだろう。

 2位はカローラクロスハイブリッドS。全長が4500mm以下のコンパクトSUVでは、最大級の荷室を備える。後席も広くファミリーカーでも使いやすい。

 しかもハイブリッドの価格はノーマルエンジンと比べて35万円の上乗せに抑えられ、税額も安いから、実質価格差は25万円に縮まる。この金額はレギュラーガソリン価格が160円/Lとして、約5万kmを走ると燃料代の節約で取り戻せる。そのため、カローラクロスの販売総数の内、80%以上をハイブリッドが占める。

 3位はヤリスクロスハイブリッドZだ。モーター駆動の併用で、車両重量の割に動力性能に余裕があるから、運転感覚も活発でスポーティだ。その一方でハイブリッドZのWLTCモード燃費は27.8km/Lだから、ガソリン代も安い。外観のカッコよさを重視するユーザーにも適する。

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