デリカD:5がデビューしてから17年経過も未だ人気なのは素直にスゴイ。そして56年で培ったノウハウはさすがのひと言であるが、気になるのが何でデリカのガチライバルが存在しないのか!? ということ。ここまで売れている人気車種ならマネしてもよさそうなのだが、一体なんでなのか!? そして26年に発売見込みの新型デリカD:6!? の全貌も一挙に!!!!!!!
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】38枚もあるよ!! 新型デリカD:6!? はこうなる!? 内装が衝撃すぎ!! その全貌を一挙に(38枚)画像ギャラリー■未だ大人気もデビューから17年のご長寿
3列シートとスライドドアを備えるミニバンでありながら、下手なクロスオーバーSUVを上回る悪路走破性を備えるオールラウンダーミニバンとして、唯一無二の人気を誇るデリカD:5。
現行型が登場したのは2007年1月のことだからすでに17年半以上が経過しており、途中でビッグマイナーチェンジなどは行っているものの、決して新しいモデルとは言えないにもかかわらず、未だに月に1,500台前後をコンスタントに売るモデルとなっている。
ここまで人気があるのであれば、他メーカーも同様の車種を市場に投入すればいいのでは? と考えてしまうが、なぜ今に至るまでデリカD:5のガチンコライバルとなる車種が登場しないのだろうか。
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デリカD:5の前身であるデリカスペースギアや、さらにその前のデリカスターワゴンはパジェロ譲りのラダーフレームを持った本格的なオフロード性能を有するモデルとして登場した。
現行型のデリカD:5は、アウトランダー(2代目)などとプラットホームを共有するようになったが、リブボーンフレームや大型のクロスメンバーをアンダーボディに備えるなど、フレーム車に負けない剛性を実現している。
そのため、そもそもデリカD:5自体が高い走破性を兼ね備えたモデルとして生まれてきており、一般的な他メーカーのミニバンをオフロード風に仕立てたところでそのオフロード性能は雲泥の差となってしまうのだ。
かといって他メーカーがデリカD:5に匹敵するオフロード性能を持ったミニバンを新規開発したところで、デリカD:5のユーザーをどのくらい獲得できるかは未知数で、そこに費用をかけるのであれば従来のミニバンとしての性能を磨いた方が、費用対効果が高いと言うことになるのだろう。
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ちなみにデリカD:5もモデル途中でライバルの“一般的な”ミニバンを意識した、2.0Lエンジンを搭載し、前輪駆動となるエントリーグレードを用意し、約220万円という価格でラインナップしていた時期があったのだが、デリカD:5を求めるユーザーのほとんどはそのようなグレードは求めていなかったようで姿を消している。
そういった点を考えると、デリカD:5とその他のメーカーのミニバンは良くも悪くも線引きがされているともいえ、いい距離感が保たれている状態と言えそうだ。
とはいえ冒頭でもお伝えした通り、すでに登場から17年以上が経過しており、新型の登場も期待されるデリカD:5(新型はデリカD:6か?)の今後の動向にも注目したいところである。
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コメント
コメントの使い方三菱のDNAが詰まっているデリカミニもいいと思います。三菱乗りですけどカチッとした軽です。高速でFMが聴けて普通に会話できるのは、前車のディンゴより優れモノです!
例え本格的なオフロード性能があろうと、日本で舗装道路を走るだけなんだから過剰性能なのよね。たまのキャンプだの未舗装道であっても、例えばセレナやフリードのAWBで行けない道なんて普通の人が普通に通行する道では絶対に無い。わざわざの「オフロードコース」でも行かない限りはね。
TPOに合わない無駄にオフロードの車を街中で乗るのは超ダサい。
D:5に10年10万キロ乗っています。履いているタイヤのおかげもあって多少の悪路も雪も心配ないです。西日本豪雨の際には冠水、法面土砂の流入などもありましたが、通常走行できました。ロードバイクもマウンテンバイクも子どもの通学自転車も簡単に車載できますし、フラットにして臨時子ども部屋を作って、お掃除の間は避難してもらっています。欠点をあげるとすれば、愛着強くて乗り換えたくないことです。
パジェロ→スペースギア→D:5と乗り継ぎ。ランクルやジムニーとはベクトルが違いますが、オフロード性能はかなり高く、堅牢性はトップクラス。人も荷物もたくさん載せて、よく働いてくれるいい車です。ただし市街地だけというならノアやフリードなどの方が最新機能を搭載していて使い勝手がよいと思います。それでも長所も短所も含めて愛すべき車です。