ハッチバック/ミニバン/SUVは、ボディサイズのわりに車内が広く、ファミリーで使いやすいから人気も高い。今回は実用重視で考え、運転席に座って着座姿勢を調節した後、真後ろの後席に座る。この時に足元空間に余裕のある車種を選ぶ。全般的にハイブリッドを搭載する中級グレードが割安だゾ。
※本稿は2024年9月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:スズキ、ホンダ、マツダ、スバル、トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年10月10日号
■コンパクトHBのお買い得ナンバーワン……スズキ スイフト
クルマ好きにとって、買い得度の1位はスイフトハイブリッドMX(192万2800円)。車両重量は1トン以下で運転感覚も軽快で、危険を避ける時の安定性も優れる。ステアリング操作に対する車両の反応も正確だ。内外装、走り、安全装備まで各部を上質に仕上げて価格は割安だ。
次点はフィットe:HEVホーム(232万8700円)。天井は高くないが、後席を含めて車内は広く、価格も求めやすい。
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実用性が高く、価格を割安に抑えたコンパクトSUVの買い得車では、WR-V Xグレード(209万8800円)が筆頭に挙がる。車内が広く、特に後席は、全長が4400mm以下のSUVではヴェゼルと並んで最大級だ。しかも安全装備にも不満はなく、シンプルな内外装は潔い印象を受ける。
次点はフロンクス(254万1000円)。全長を4m以内に抑えながら、内装は上質で、後席も相応に広く4名乗車も可能だ。
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CX-5 XDブラックトーンエディション(355万8500円)が買い得だ。全長が4575mmのボディは後席と荷室が広い。エンジンは2.2L直4クリーンディーゼルターボで、4.5Lのガソリンエンジンに相当する駆動力を実用回転域で発揮する。価格は機能のわりに安い。
次点はクロストレック ツーリング4WD(288万2000円)。200mmの最低地上高を確保して天井は低めに抑えられ安定性も優れている。
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フリードe:HEVエアーEX(304万7000円)を推奨する。3列目シートは少し狭いが、ハイブリッドのe:HEVは運転感覚が滑らかで走行安定性や乗り心地も満足できる。内装もコンパクトサイズのわりに上質だ。
次点はノアハイブリッドS-G(339万円)。低床設計によって乗降性が優れ、全高の割に重心が低いから、走行安定性も満足できる。居住空間も広く、先進装備を豊富にオプション設定する。
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