三菱のアウトランダーおよびPHEV、スバルのレガシィアウトバックおよびB4がそれぞれ一部改良を果たした。
レガシィは2020年にフルモデルチェンジを控えており(北米市場ではすでに新型が発表済み)、これが最後の一部改良だと思われる。欲しい人はぜひ、現行型の最終仕様を手に入れよう。
ほか、ボルボ V90/V90クロスカントリー、スズキの軽トラックキャリイの仕様変更、ベンツCクラス、ポルシェ カイエンターボSEハイブリッドの追加モデル、プジョー308/308SWの特別仕様車情報を掲載。
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※本稿は2019年9月のものです。価格の横に「※」のあるものは消費税10%込みの表記を表します
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年10月26日号
■三菱 アウトランダー(一部改良・9月12日発売)
ミドルサイズSUVのアウトランダーが一部改良され、9月12日に発売された。
今回の改良では、4WD車の全車に、車両運動統合制御システム「S-AWC」を標準装備したのがポイント。
左右輪間の駆動&制動力配分をコントロールするAYCブレーキ制御をアウトランダー専用にセッティングし、ドライバーの意図するとおりのコーナリングを実現。
また、発進時に車輪の空転をブレーキで制御することで、雪道などの滑りやすい路面でも力強い発進ができるようにしている。
さらに4WDの走行モードを従来の「AWC ECO」「NORMAL」「SNOW」に加えて、新たに悪路走行に適した「GRAVEL」を追加して、走破性をよりいっそう向上させている。
装備面では、「ミツビシパワーサウンドシステム」や「スマートフォン連携ナビゲーション」を新設定。そのほか、内装では運転席にパワーランバーサポートを採用し、セカンドシートのサポート性も向上させている。
●価格:267万6240円~
■三菱 アウトランダーPHEV(一部改良・9月12日発売)
アウトランダーPHEVが一部改良され、9月12日に発売された。
今回の改良では、透明感のあるサウンドを実現する「ミツビシパワーサウンドシステム」や、地図機能を内蔵した「スマートフォン連携ナビゲーション」を新たに設定。
さらに内装では、運転席にランバーサポート機能を採用し、セカンドシートはサポート性も向上している。
価格は、約1万~10万円程度アップした。
●価格:386万7480円~
■スバル レガシィアウトバック(一部改良・11月8日発売)
レガシィアウトバックが9月3日に一部改良され、11月8日に発売される。
今回の改良では、「B-SPORTS」グレードを新たに追加。スポーティな内外装デザインを採用したエントリーモデルとなっている。また、ボディカラーに「クールグレーカーキ」を新採用した。
さらに、四輪駆動制御システム「X-MODE」に、雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する時に使用する「SNOW・DIRT」や、新雪やぬかるみといったタイヤが埋まってしまうような道を走行する時に使用する「DEEP SNOW・NMUD」の2つのモードを新設定し、悪路走破性を高めている。
●価格:341万円~※
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