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濰柴、世界初の本体熱効率52.28%のディーゼルエンジンと54.16%の天然ガスエンジンを商用化

配信元:PRTIMES
濰柴、世界初の本体熱効率52.28%のディーゼルエンジンと54.16%の天然ガスエンジンを商用化



 2022年11月20日(日)に、新製品の誕生を記念した発表会イベントを実施し、中国工程院党組書記・院長の李暁紅氏をはじめ、中国工程院党組メンバー・副院長の鍾志華氏、中国工程院副院長の鄧秀新氏、山東省副省長・中国工程院 院士の凌文氏らにもご参加いただきました。

 発表会当日は、新製品の発表に加え、開発背景や技術について担当者よりご紹介いたしました。

 また、国際的に権威のあるドイツの第三者試験認証機関である「テュフズードグループ」より、濰柴の高熱効率エンジン開発チーム代表の王徳成博士と陳文淼博士への認証証明書を授与いたしました。

  • 「3年連続飛躍」ディーゼルエンジンの熱効率は上昇の一途

 ディーゼルエンジンが世に出て125年、世界中の業界科学技術者が熱効率の向上を目指し、これは一国の内燃機関の総合実力を代表する指標でもあります。

 2020年9月、濰柴は世界初の本体熱効率50.23%のディーゼルエンジンを発表し、2022年1月には再びディーゼル本体の熱効率を51.09%まで向上させました。

 既存市場の主流製品(平均熱効率46%)と比較した場合、52.28%の本体熱効率技術の実用化により、燃費と二酸化炭素排出量がそれぞれ12%の削減と、年間1900万トンの石油の節約に加え、6000万トンの二酸化炭素を削減することができます。

  • 「10年間の努力」歴史的な飛躍となった天然ガスエンジンの熱効率の向上

 また、天然ガスエンジンのリーディングカンパニーとして、濰柴は世界の高出力天然ガスエンジンの70%の市場シェアを独占し、生産台数では世界第一位を獲得しています。

 次世代のクリーンで高効率な天然ガスエンジン製品を作るため、2008年に「天然ガス筒内直噴技術」の開発に着手して以来、飛躍的な成長を遂げ、業界の天然ガスエンジンの熱効率は42%という基準の中、2022年11月には、天然ガスエンジン本体の熱効率を54.16%まで向上させることに成功し、ディーゼルエンジンの熱効率を初めて上回り、熱効率が最も高い内燃機関となりました。

 熱効率を54.16%まで向上させた天然ガスエンジンは、普通の天然ガスエンジンに比べて、燃料費を20%以上節約し、二酸化炭素の排出量を25%削減、業界全体で毎年3000万トンの二酸化炭素を削減することができます。

 濰柴による10年以上の努力は、歴史的な進展だけでなく、世界の内燃機関業界に革命的な変化をもたらしたと考えます。


ディーゼルエンジン開発者代表:王徳成博士
ディーゼルエンジン開発者代表:王徳成博士


天然ガスエンジン開発者代表:陳文淼博士
天然ガスエンジン開発者代表:陳文淼博士

 

  • 企業概要

濰柴グループは1946年に創立され、グローバルの連結従業員が約10万人、2021年の営業収入が3000億元を超えました。濰柴グループは中国を代表する、産業機器のグローバル企業であり、世界でも大きな影響力を持っております。濰柴グループはパワートレイン、商用車、農業機械、建設機械、スマート物流、マリン製品の六大事業を展開し、その子会社がヨーロッパ、北米、アジアに分布し、110以上の国と地域に製品を輸出しています。濰柴動力、ドイツのKION、イタリアのFERRETTIなど国内外の上場企業が8社、持株会社が10社を保有しています。

企業ホームページ:https://www.weichai.com

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000113821.html

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