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三井倉庫ホールディングスが、物流のGHG排出量可視化分野で新たなサービスを開始

配信元:PRTIMES
三井倉庫ホールディングスが、物流のGHG排出量可視化分野で新たなサービスを開始


サービス全体図
サービス全体図

1.サービス開始に至った背景と目的

 気候変動への対応として世界中の多くの企業がカーボンニュートラル目標を掲げ、様々な取り組みを行っていますが、各企業は自社のCO2排出量(Scope1, 2)だけではなく、物流領域を含むサプライチェーン全体のCO2排出量(Scope3)の算定・報告・削減が今後ますます求められます。

 当社は、2021年10月に物流が抱える環境・労働力・災害等のリスクに幅広く対応したソリューション「三井倉庫SustainaLink(*1)」の提供を開始し、国内・国際輸送で発生するGHG排出量を精緻に算定する「物流GHG排出量算定サービス」を通じてお客様のカーボンニュートラルに向けた課題解決に取り組んでいます。これまでに算定を実施したデータ数は約400万件(2023年9月末現在)に及び、さらにGHG排出量削減に向けた具体的なソリューションも提供してまいりました。直近では、同算定サービスを日系物流企業としては初めてISO14083:2023に対応させ、より信頼性の高いGHGデータの提供を可能としております。

 一方、豊田通商は、サプライチェーンを『繋ぐ、強くする、創る』ための情報やソリューションをタイムリーにお客様に提供するためのオンラインプラットフォーム「Streams」(ストリームス)の提供を通じて、従来から展開している商物一体となった国際一貫物流「VtoVサービス(*2)」に最適在庫管理や災害時業務継続など様々な付加価値を提供してまいりました。 

 このような背景のもと、豊田通商がグローバルに展開する商物一体となった自動車部品の最適サプライチェーン構築事業と、当社の物流GHG排出量算定サービスを戦略的に組み合わせ、世界初のサービスとなる、パーツ単位での物流におけるGHG排出量を可視化した新たなグローバルサプライチェーンサービスの提供を開始するに至ることとなりました。 

 

2.本サービスの概要・特徴

 本サービスの概要・特徴は以下となります。

  1.  豊田通商が「VtoVサービス」を通じて輸送部品の製品情報、梱包情報、発着地情報を作成

  2.  上記の情報を元に当社がISO14083:2023(*3)など国際標準規格に適合した精緻なGHG排出量を算定

  3.  部品の重量や容積を考慮した配分を実施し、部品1点あたりのGHG排出量レポートを作成

  4.  お客様の要望に応じ、当社と豊田通商が共同で排出傾向の分析や排出量削減提案を実施

 お客様は、自社で算出したGHG 排出量と本サービスで可視化した物流GHG排出量を合算することで、製品のライフサイクルで発生するGHG排出総量(Scope3)を把握できるとともに、当社および豊田通商の持つ物流ノウハウおよびグローバルネットワークを活用し、モーダルシフトや共同配送を始めとする様々な排出量削減ソリューションを利用することが可能となります。

 

 なお当社と豊田通商は、日本最大級の異業種交流ビジネス展示会である【メッセナゴヤ2023】に共同出展し、本件他に関するご案内を予定しています。同展示会の詳細につきましては下記のリンクをご参照ください。

https://www.messenagoya.jp/

 

 当社は、本サービスの開始を契機とし、これまで両社が培ってきたノウハウおよびグローバルネットワークを互いに活かし合い、脱炭素・災害時の物流継続・2024年問題など社会課題の解決に資する、両社のリソースを有効活用した新たな実物流サービスの開発・提供を推進してまいります。

 

 *1 SustainaLink(サステナリンク)

 当社グループの豊富な物流ノウハウを生かし、環境、労働力、災害にまつわるリスクに対応した幅広いメニューを提供するサービス。お客様が抱えるそれぞれの課題に応じた物流リスクの見える化や改善を通じて、サステナブルな物流体制の構築を支援いたします。

 

 *2 VtoVサービス

 豊田通商の提供するグローバルに供給網を持つ、商物一体となった国際混載物流サービス。最適在庫管理や災害時業務継続など様々な付加価値を提供。

 

 *3 ISO14083:2023

 2023年3月に発行された、旅客及び貨物の輸送チェーンにおける温室効果ガス(GHG)排出量の定量化及び報告に関する国際規格。

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000063522.html

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