RZ250!? ネオクラのXSR125にオヤジ歓喜のニューカラー
そしてレトロモダンなヤマハXSR125に新色が登場した。本作もまたYZF-R125とMT-125の共通プラットフォームを採用しながら、このクラスでは貴重なネオクラシックスタイルを体現した人気モデルだ。
2023年型では、新色の「ヘリテイジホワイト」と「ヤマハブルー」が登場。ヘリテイジホワイトは、RZ250などを彷彿とさせるヤマハ伝統の赤×白をまとい、1980年代のバイクシーンを知るオヤジにドンピシャだ。
ヤマハブルーは、1980年代レースシーンで活躍し、FZR400などにも採用された懐かしいゴロワーズカラーをイメージ。兄貴分の新型XSR900にも同様のカラーが設定され、シリーズの血統を意識させる。
これまた懐かしのイエローストロボを思わせる継続色「インパクトイエロー」と合わせ、計3色をラインナップする。
YZF-R125、MT-125、XSR125はいずれも並行輸入車が存在したが、今まで国内仕様ではラインナップされておらず、発売が待たれていた。情報筋によると、3車とも2023年後半に国内導入の可能性があるらしく、今後の動向に注目が集まる!
新型XMAX125はナビをメーターに映し出せる!
欧州で人気のスポーツスクーター、XMAX300が2013年のデビュー以来、初のビッグチェンジを敢行。同時に弟分のXMAX125も変更を受けた。
新型300譲りの洗練されたボディデザインを採用し、X形状のLEDヘッドライトとハイマウントLEDウインカーを導入。モノクロ液晶を備えたスタンダードモデルに加え、上級版のXMAX125 Tech MAXは4.2インチのフルカラーTFT液晶と独立した3.2インチのモノクロ液晶を搭載した。
ともにスマホと接続可能で、さらにTech MAXはガーミン社製のナビをカラー液晶に映し出せる。
新形状シートは人間工学に基づき、乗降しやすく、足着き性も良好な新形状としている。トラクションコントロール付きのブルーコア125ccユニットは4スト単気筒エンジンやスマートキーなどの機能は健在だ。
国内にはXMAX300を250cc化したXMAX250が販売中だが、同様の変更を受けた新型XMAX250が2023年夏以降に発売予定。一方、XMAX125は国内にラインナップされておらず、残念ながら今のところ新型も入荷予定はない模様だ。
10万台に迫る超人気車のフォルツァ125はより質感をアップ
欧州向けスクーターのフォルツァ125もリニューアルを果たした。
350版と共通のボディに125ccエンジンを搭載したフォルツァ125は、欧州で2015年の発売以来、今年8月までに9万8000台もの販売を記録した人気モデルだ。
フロントカウルを一新し、ヘッドライト上のLEDポジションをより強調。最上位のフォルツァ750を思わせる顔になった。さらにメーターは、アナログとデジタル液晶の新デザインとなり、スタイリッシュさを増している。
エンジンは日本でも好調のPCXと共通のトラコン付きeSP単気筒エンジンを踏襲。これを大柄でラグジュアリー感の高いボディに搭載する。電動調整式スクリーンやスマートキーなど抜群の実用性は従来型からそのままだ。
コンパクトなPCXに対し、350並みのサイズ感と豪華装備が魅力のフォルツァ125。こちらもXMAX125と同様、国内に正規導入されておらず、今後登場する情報も入手できてない。しかし人気の125ccクラスだけに需要は大いにありそうだ。
ちなみにスズキブースでは新型「バーグマンストリート125EX」も展示された。兄弟車の新型アヴェニス125とアドレス125が10月から日本で発売開始されたが、バーグマンは未登場。情報筋によると「バーグマンもいずれ日本仕様が発売される」という。先行の2車よりサイズが大きく、装備も豪華だけに、125のXMAX、フォルツァ、バーグマンの3車が揃えば面白いことになる!
【画像ギャラリー】コイツら本当に125か? YZF-R、MT、XSRのほか、XMAX、フォルツァの詳細をチェック!(11枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方