CB1000Rが2024年にストリートファイターに刷新!? CB-Fコンセプトはお蔵入りに

新型CB1000Rにはウイングレットも装着される!?

 欧州だけでなく日本などグローバルに販売するために生まれ変わったCB1000Rは、結果的にどっち付かずになってしまったようだ。これを振り払うべく、2024年新型CB1000Rは最新鋭のSC77型CBR1000RRをベースにネイキッド化するだろう。

 さらに徹底的にパフォーマンスアップアップを追求するためか、スーパースポーツに準じるウイングレットの特許も出願されている。その書類には新型CB1000Rと思しき姿の並列4気筒エンジン搭載のストリートファイターが図面化されているのだ。

 ウイングレットはハイパワーバイクがウイリーを抑制するために装着するもので、この特許は新型CB1000Rの方向性を示唆するものだろう。ライバルのドゥカティやBMWも大きなウイングレットでパフォーマンスをアピールしており、性能を誇示する上でも効果的だ。

 「ストリートファイターでやる。性能でも見た目でも負けない!」というホンダの気合が感じられるパーツをヒントに新型CB1000RをCGイラストにしたが、これぞ本来のCB1000Rという姿になった。次の課題はCB1300に代わるモデルをどうするかだろう。

図面は並列4気筒エンジンを搭載したかなり尖ったネイキッドモデルで、ウイングレット「30」の特許を申請。フレームはプロアーム化に伴ってCBR1000RRとは異なる新作になっているようだ
図面は並列4気筒エンジンを搭載したかなり尖ったネイキッドモデルで、ウイングレット「30」の特許を申請。フレームはプロアーム化に伴ってCBR1000RRとは異なる新作になっているようだ

かつての旗艦・CB1300シリーズは、2025年には生産終了か

 2024年新型CB1000Rは、ストリートファイタースタイルになっても日本で発売されるという情報だ。だが、日本市場で支持されるのはCB1300スーパーフォアやカワサキZ900RSのような丸いヘッドライトのネイキッドとなり、ラインナップから外せないはず。

 よって、新型CB1000Rとは別に新たなジャパニーズCBが用意されてもおかしくないだろう。理由は、現行CB1300スーパーフォアは2026年11月までに車載式診断機・OBD2のバージョンアップが必要で、そのタイミングで生産終了という情報があるからだ。

 当Webの予想では2025年が最終になると思われるので、それまでにZ900RSに対抗できるモデルを用意しておきたいところだ。2018年から国内大型バイクの販売トップに君臨し続けるライバルを、ホンダが黙ってこのまま放っておくことはないと考えられる。

 一方で、2022年11月に生産終了したCB400スーパーフォアに代わる新型CB400が、中国市場もターゲットに開発中との噂があるので、中型と大型の兄弟モデルとして共通イメージのジャパニーズCBが再構築される可能性もあるだろう。

CB1300スーパーフォアSP 30thアニバーサリー [HONDA] 前後オーリンズサスやブレンボ製ラジアルマウントキャリパーを装備したSPに設定された30周年記念車。1月9日まで注文を受付中
CB1300スーパーフォアSP 30thアニバーサリー [HONDA] 前後オーリンズサスやブレンボ製ラジアルマウントキャリパーを装備したSPに設定された30周年記念車。1月9日まで注文を受付中
【画像ギャラリー】新型CB1000Rにつくと思われるウイングレットはこんな形に!?(8枚)画像ギャラリー

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