シートなど細かな部分も熟成、各3カラー設定に
さらに、シートも若干変更されている。STDはブラウンカラーのシートが特徴だが、表皮が従来のシボ加工からプレーンなナメシ革のタイプに変わった。さらにSはシートベルトのステッチを変更。サイドカバーの縦ストライプが消えて、車名「S」のグラフィックもシンプルになった。
またSTD、Sともハンドル左右のスイッチボックスがツヤ消し黒に。Sはハンドルバーがツヤ消しシルバーとなった。2車ともバーエンドキャップが大径化され、樹脂製からボルト留めに。排ガス対策のため、触媒は大型化され、ヒートガードが前方に延びている。
車体色に関しては、新色は前掲のとおりSTDに白、Sに青を導入。STDは現行のマットパールモリオンブラック(ツヤ消し黒)およびマットジーンズブルーメタリック(ツヤ消し紺)が継続色となり、計3色に。現行色の赤は廃止されるようだ。
Sは既存のパールディープマッドグレーとガンメタルブラックメタリックが継続し、計3カラー設定になる模様だ。
価格はほぼ同じ、さらにカフェレーサー仕様が来年登場か
さらに情報筋によると、新型GB350/Sは、2023年のゴールデンウィーク以降に発表、7月頃に発売開始されるらしい。価格は+1万円程度に収まり、STDは56万円程度(現行55万円)、Sは60万円程度(現行59万4000円)になると予想したい。
そして、気になる派生モデルの情報もキャッチした。ロケットカウルを備えた新バリエーションモデルが追加されるらしいのだ。
東西MCショーでオプションのビキニカウルが設定されたが、新たな派生モデルではより本格的なカフェレーサー風になる模様。1985年に発売されたGB400TTマーク2に近いイメージと予想される。
ロケットカウルと言えば、2022年にホンダが導入したホーク11が思い浮かぶ。近頃、ロケットカウル採用車は珍しいが、GB350派生モデルがホーク11に続くか。
また、流行のスクランブラースタイルを採用するとの噂も。CL250やCL500という新型スクランブラーが登場するが、350という排気量から棲み分けもできそう。とはいえ、可能性は低いかもしれない。
情報筋によると、派生モデルの国内仕様は2024年3月頃発表される模様。ただし、今年11月のEICMA=ミラノショーなど海外で先行発表される可能性はある。続報が入り次第、お伝えしたい。
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